4.4. 帳票印刷手順

4.4.1. 帳票印刷プレビュー
帳票コンポーネントは印刷イメージを確認するために、プレビュー画面表示メソッドを提供します。
このメソッドの引数は、パラメータ設定ダイアログの親コンポーネントを指定するためのものです。
プレビュー画面は50~250%の倍率で表示ができ、アプリケーション構築時と同様に、帳票および帳票要素の描画属性を編集することも可 能です。

<画面>
アプリケーション 帳票印刷プレビュー画面

<手順>
①表示の拡大/縮小
拡大:[拡大]ボタンの押下
縮小:[縮小]ボタンの押下
等倍表示:[100%]ボタンの押下
②ページ移動
前ページ移動:[前ページ]ボタンの押下
次ページ移動:[次ページ]ボタンの押下
③配置/サイズなどの設定
・帳票イメージの各要素をドラッグすることで位置設定が可能(全要素共通)
・帳票イメージの各要素の縁をドラッグすることで描画サイズの設定が可能
④属性設定
帳票イメージの各要素でのマウス右ボタンクリックでメニューから、
属性設定画面を表示して設定する。



4.4.2. 帳票印刷
帳票コンポーネントは印刷を行うために、以下の2 つのメソッドを提供します。
①印刷(printPaper() ※引数なし)
②印刷(printPaper(boolean) ※引数あり)

メソッドの引数は、印刷時のパラメータ設定を行うためのダイアログを表示するかどうかを指定するもので、“printPaper()”は “printPaper(false)”と同じです。印刷パラメータ設定ダイアログでは、プリンタの選択や拡大/縮小、印刷部数などの設定が可能 であり、これを表示しない場合はデフォルトのプリンタから、デフォルトの設定で印刷されます。