Q11:MZプラットフォームによるシステム開発について
Q11-1:
構築システムの全体像把握(何をシステム化する必要があるか、なるべくシンプルなものから開発)
・システムフローの概要作成・計画等(どの部分をいつまでに作っていくかといった内容)
上記2点が重要だと思いますが、この2点を弊社で実施することが出来れば産総研の方で技術研修を1月といわず、1年程度受けることで総合的なシステムを開発するということは可能でしょうか?
A11-1:
「可能ではあるが相当な困難をともなうことが予想されるため、少なくとも初期の立ち上げ段階ではソフトウェアベンダーのサポートを受けた方が良い」というのが私どもの率直な意見です。
全体としてどのようなシステムをお考えなのかが現時点では不明なのですが、システム開発はソフトウェアの作成のみならず、ハードウェア(社内ネットワーク、PC、バーコードリーダ等の入力機器、電源他)の選定と配置、現場での運用形態(現場作業者の動線検討を含む)等を総合的に判断することが必要になります。そのためには、実際に現場で使用されるシステムを作った経験や機器に関する知識が求められます。
正直なところ、私ども産総研のみではこれらについて十分なサポートを行うことはできませんので、立ち上げ時にはソフトウェアベンダーのサポートを得ながら、その知識やノウハウを自分のものとすることが得策ではないかと思います。
次のステップからは、必要とあれば技術研修を受けることによる自社開発でかなりの部分が対応可能になるのではないかと存じます。