Q2:@ガントチャートのデフォルト仕様によると、行数が増えた場合、全行を縮小し、1エリア内に収まる様に表示されますが、表示行数・行の高さを固定し、縦スクロールによる閲覧は可能でしょうか?
A画面を作成し、この画面から複数のインスタンスを生成、表示し、それぞれの画面が異なったデータを表示させる様にしたいのですが、可能でしょうか?
A2:
@可能です。
ガントチャートでは作業項目軸の表示項目数は固定で、表示項目数を超えた場合、縦スクロールになる仕様となっております。デフォルトでは、項目数は8になっているはずです。
開発チュートリアル(実践編)のレッスン11の完成例であります「Lesson11(ガントチャート).apl」をロードして「実行(設定可)」により実行し、テーブルの行を追加してご確認ください。
作業項目軸の表示項目数はビルダー上でガントチャートをダブルクリックして表示されるコンポーネント属性情報設定画面で「WorkAxisItemCount」に項目数を設定するか、メソッド「作業項目軸の表示項目数を設定する」で指定できます。
Aこの場合、ガントチャートを含んだ複合コンポーネントを作成すると便利です。
「コンポーネント格納変数」にその複合コンポーネントを設定して複製を作成し、「動的アプリケーション構築」でMZプラットフォームに追加し、コンポーネント間の接続を設定するという手順になります。
「動的アプリケーション構築」の使い方に関しましては、資料がございませんため、サンプルアプリケーションをご覧いただくしかございません。MZプラットフォームインストールフォルダのAP_DATA中のSampleフォルダに、サンプルアプリケーション「DynamicApplicationSample.apl」がございますので、ロードしてご確認ください。
また、「Lesson11(ガントチャート).mzax」を拡張し、上記の2点を可能としたサンプルアプリケーションを作成しましたので、関連ファイルに掲載致します。使い方は次のとおりです。
実行すると左上に、操作フレームが現れます。
「行追加」ボタンを押しますと、テーブルに行が追加され、ガントチャートの表示項目が追加されます。
フィールドに数値を入力し「設定」ボタンを押しますと、ガントチャートの表示項目数が設定されます。
「画面生成」ボタンを押しますと、ガントチャートを含む複合コンポーネントがコピーされ、表示されます。このとき新しいフレームが、コピー元のフレームに重なって表示されますので、ご注意ください。
関連ファイル:ガントチャート.mzax (※このファイルは、ZIP形式に圧縮してあります。)