Q6:@ガントチャート表示期間A画面サイズB項目の高さC休日の表示ON/OFF切り替えD休日の割付E消化不能個所の表示F集計
Q6-1:
sample「エクセル連携導入(派遣管理)-2.mzax」を同様な作業に利用したいと考えております。@ガントチャート表示期間A画面サイズB項目の高さC休日の表示ON/OFF切り替えD休日の割付E消化不能個所の表示F集計を付加したサンプルがありましたら戴きたくお願いします。もし、ない場合は参考になる手順書あるいはこれに近いsampleプログラムを紹介戴きたくよろしくお願いします。
A6-1:
これらの機能を付加したサンプルはございませんが、個々の機能につきましてご説明させていただきます。なお、ガントチャートの表示形式設定方法につきましては、付属の工程管理システム操作マニュアルの第4章に詳しい説明がございます。そちらも合わせてご覧下さい。
@ ガントチャート表示期間
ガントチャート上右クリックで表示されるメニューから、[ガントチャート]-[時間軸]-[表示期間...]と選択するか、あるいは、ガントチャートの「時間軸の表示期間を設定する(int,PFGanttChartUnit)」メソッドにより表示期間の調整が可能です。本文末尾の関連ファイルにサンプルを掲載いたしましたのでご覧下さい。数値入力カウンタおよびコンボボックスで表示期間を指定し、[表示期間設定]ボタンをクリックするとガントチャートの表示期間が設定されます。
このサンプルで使用しているオブジェクトバッファコンポーネントにつきましては、付属の「サンプル(変数とオブジェクトバッファ)」をご覧下さい。
A 画面サイズ
ガントチャート上右クリックで表示されるメニューから、[パネル]-[サイズ]-[指定する...]と選択するか、あるいは、ガントチャートの「setPreferredSize(Dimension)」メソッドによりサイズ変更が可能です。サンプルを添付いたしましたのでご覧下さい。数値入力フィールドで横幅と高さを指定し、[ガントチャートサイズ設定]ボタンをクリックするとガントチャートのサイズが設定されます。
B 項目の高さ
高さを直接調整する機能はございませんが、画面上に表示される項目数を調整することで、高さを変更することができます。表示項目数の設定は、ガントチャート上右クリックで表示されるメニューから、[ガントチャート]-[作業項目軸]-[表示項目数...]と選択するか、あるいは、ガントチャートの「setWorkAxisItemCount(int)」メソッドにより行います。
C 休日の表示ON/OFF切り替え
ガントチャート上右クリックで表示されるメニューから、[ガントチャート]-[その他]-[非稼働日の背景]-[描画する/描画しない]を選択するか、あるいは、ガントチャートの「非稼働時の背景色を描画するかどうかを設定する(boolean)」メソッドにより休日表示のON/OFFの切り替えが可能です。
D 休日の割付
ガントチャートは、基本的に与えられたデータのグラフ表示を行うためだけのコンポーネントですので、休日をスキップするような機能は持っておりません。
換言すると、休日をスキップさせて各項目の開始・終了日時を計算するような機能は、別途作成する必要がございます。付属の「サンプル(勤務時間計算)」がご参考になるかと存じます。
E 消化不能個所の表示
(5)と同様、消化不能個所を特定するための機能を別途作成する必要がございます。それができれば、ガントチャート上では、アイコン表示などにより、消化不能個所を表示することが可能です。
F 集計
集計には、基本統計処理(数値)コンポーネントを用います。サンプルとして「集計.mzax」を、関連ファイルに掲載致しましたので、ご覧下さい。[集計]ボタンをクリックすると、テーブルの[作業時間]の列データの和が数値入力フィールドに表示されます。統計処理につきましては、付属の開発チュートリアル(応用編)Lesson.9も合わせてご覧頂ければ幸いです。
関連ファイル:サンプル.mzax、集計.mzax (※このファイルは、ZIP形式に圧縮してあります。)