Q3-1:Excelファイルアクセス機能を使って保存したエクセルファイルは、sum関数での計算が出来ません。数値属性の小数点以下桁数にも対応致しません。一度CSVで保存すれば出来ます。保護ロックはずしても同様でした。何かエクセル設定での問題であれば対応したいと思います。
A3-1:
おそらくサンプルファイル「EXCELファイルアクセス.mzax」をご参考になさっていらっしゃると存じます。
このサンプルファイルでは[ファンクション(ID:76)]に繋がる[EXCELファイルアクセス(ID:2)]の「現在のセルの値を設定する(String)」でセルの値が設定されています。
「現在のセルの値を設定するsetCurrentCellValue」には引数が「String」の他に「Date」、「Double」、「Boolean」となっているメソッドもあります。
> Excelファイルアクセス機能を使って保存したエクセルファイルはsum関数での計算が出来ません。数値属性の小数点以下桁数にも対応致しません。
この現象は値が文字列になっているためかと推測しております。
計算を行いたいセルにはエラーインジケーター(=左上緑▼印)が付いてはいないでしょうか。文字列の入っているセルの値を合計したり、数値用書式の設定は当然ながらできません。
CSVに一旦保存して再度EXCELで開く際に、数字は数値として認識されているのかと推測します。
回避方法ですが、セルの値を設定する前に、[テーブル]の列型あるいは読み込んだエクセルのセルのデータ型によって、上記の「setCurrentCellValue」を使い分けることが考えられます。
@新規にMZPlatform 上に[テーブル]を作成、あるいはデータベースから読み込んだテーブルデータを[EXCELファイルアクセス]で出力する
A[EXCELファイルアクセス]で[テーブル]上にデータを読み込み、出力するが、新規に列や行の追加は行わない。
上記のような場合、@[テーブル]の列型を手掛かりに、またはAサンプルファイル「EXCELファイルアクセス.mzax」のように元のファイルの書式を生かし手掛かりにして「setCurrentCellValue」を使い分けることになります。
但しB[EXCELファイルアクセス]で[テーブル]上にデータを読み込み、データ行を増やして、出力する場合だとサンプル通りの処理ではなく、変える部分は多くなるかと思います。