Q7:指定したシートを読み込みたい。
Q7-1:
エクセルのマクロ関数の要素をそのままの形で、MZへ取り込みする方法についてお教え願えないでしょうか。
お送りしますファイルは、日々の計画と実績を表したものです。
現段階では、この表が毎日更新されますので、MZにてこの表を取り込んだ形で表示しようかと思っております。今後は、エクセルの要素をMZにて全て表現していく予定ではあるのですが。
尚、外見では判断できませんが、この中にはもう一つシートがあり、納品計画書も存在します。そのシートも表示したいのですが。
以上お手数ですが宜しくお願い致します。
A7-1:
お送り頂いたエクセルファイルには『実績_進捗』、『日付設定』、『計画』の3つのシートがあり、そのうち『実績_進捗』、『計画』のシートを[EXCELファイルアクセス]コンポーネントを使って読み込みたいということでよろしいでしょうか。
まず、メインの『実績_進捗』は3番目、『計画』のシートは2番目に位置していますが、サンプルの「EXCELファイルアクセス.mzax」通りの設定ですと、メソッド「現在のブックのシートを選択する」で引数を固定値で「0」としていますので、最初の『日付設定』シートが開かれることになります。
これは必要な分だけ固定値で指定しシートを開くようにするか、名前を指定して開くように変更することになります。表示が隠れていても[EXCELファイルアクセス]で開くには問題はありません。
但し、『実績_進捗』では書式飾りが多用されており、このままでは読込みに非常に時間が掛かります。こちらで試した限りではお送り頂いたままでは時間が掛かり過ぎ読み込むことはできませんでした。
セルの書式が設定されている数が多い程、時間が掛かることになります。
書式は元のシートを参考にせず、値や式だけを読み込むことも考えられますが、イメージはだいぶ変わってしまう可能性があります。
また、『計画』シートでは各列にフイルタが設定されていて、お送り頂いた状態では機種名で絞り込まれているイメージなのですが、現在のところ[EXCELファイルアクセス]にはフィルタを掛けた結果を読み込む機能はなく、シートのデータ全部を読み込むことになります。
MZPlatform 2.7で実行していれば、式を設定したセルも、デフォルトでは式の結果の値がMZPlatformの[テーブル]に読み込みまれています。
ファイルにはマクロが含まれていても、既に実行された後でしたら、特に不都合はないかと思います。