Q1:テーブルフィルターコンポーネント(列や行など)の使い方を知りたいので、なにかサンプルがありますでしょうか?
A1:
テーブルフィルターコンポーネント類の基本的な手順は
@全体データを設定する
A選択対象列/行/範囲を設定する
B選択データを取得する です。
「メソッド:選択データを取得する()」の戻り値は
[テーブル列フィルタ][テーブル行フィルタ]:PFObjectList型
[テーブルサブセットフィルタ] :PFObjectTable型
となります。
選択列や行は選択インデックスを整数で指定します。
[テーブルサブセットフィルタ]の場合、リスト指定や単一範囲指定をすることもできます。
例:「選択対象の単一範囲を指定する(int,int,int,int)」
<引数0>開始行インデックス 値1
<引数1>終了行インデックス 値3
<引数2>開始列インデックス 値0
<引数3>終了列インデックス 値1 とした場合
2列3行の部分テーブルを取得することができる
[テーブル]コンポーネントのメソッドで列や行をインデックス指定して取り出せることもあり、あまり[テーブル列/行フィルタ]の使用機会は多くありません。
[テーブルサブセットフィルタ]の場合はリストでの範囲指定や、取得結果がテーブル型データとなるなどの利点もあります。
「アプリケーション開発チュートリアル(応用編)Lesson9」のヒストグラムグラフのアプリケーション中に[テーブル列フィルタ]を使った部分があります。
また、アプリケーションではないのですが、「(応用編)Lesson8」で使用している[気象情報(Lesson8)]複合コンポーネントの中には、実は「気温」と「降水量」選択して取り出せるよう、[テーブルサブセットフィルタ]を使っています。
ご参考になれば幸いです。