Q1:テキストフィールド[ID75]の所でテーブル[ID16]のところに飛んでしまいます。イベント伝搬制御によりエラーとなります。イベント伝搬制御の条件指定についてご指導宜しくお願いします。
A1:
お送り頂いたファイルでは、[テキストフィールド ID:75] を接続元とする処理の一番最後に[テーブル ID:16]「セルの値を設定する(Object,int,int)」の処理が繋がっています。
「セルの値を設定する(Object,int,int)」が実行されると、[テーブル]からはデータ更新イベントが発生します。
今回は[テキストフィールド ID:75] でエンターキーを押した時、[テーブルID:16] の更新イベントに繋がる処理=[イベント伝播制御 ID17] 「受け取ったイベントを発生させる(PFEvent)」、を実行させたくないということで宜しいでしょうか。
[イベント伝播制御]はイベント伝播無視モードの切り替えにより、イベントを発生させるか制御することができます。
イベント伝播無視モード=「true」は、伝播されるイベントを無視し発生しません。「false」はイベントは無視されず、[イベント伝播制御]からイベントが発生します。
例えば以下のように[テーブル ID16] の前後を[イベント伝播制御]で挟んでください。
[テキストフィールド ID:75] ---●---[イベント伝播制御 ID17]
|「イベント無視モードを設定する(boolean)」
| <引数:true>
|---[テーブル ID:16]
|「セルの値を設定する(Object,int,int)」
|---[イベント伝播制御 ID17]
「イベント無視モードを設定する(boolean)」
<引数:false>
[テーブル ID:16]「セルの値を設定する(Object,int,int)」を実行する直前に[イベント伝播制御]をイベントが発生しない状態にし、直後にイベント発生可に戻します。