Q125:@バーコード文字列を読み込むテキストフィールドが一箇所で、それぞれ読み込んだ番号によって処理を行うことは可能でしょうか。Aエクセルファイルアクセスを使って読み込みを行う時に関数や、マクロ、ハイパーリンクなどがあると、取り込みは難しいでしょうか。
Q125-1:
バーコード文字列を読み込むテキストフィールドが一箇所で、それぞれ読み込んだ番号によって処理を行うことは可能でしょうか。
例)
0000001と文字列が入り、企業名を検索する処理を行う企業IDはデータベース上は、1。
続けて、4 3242と文字列が入ると、従業員名を検索する処理を行うデータベース上は、 3242。
さらに、123456-7 と入ると、部品検索を行う。
とこのような順番での処理なのですが、可能でしょうか。
又、エクセルファイルアクセスを使って読み込みを行う時に関数や、マクロ、ハイパーリンクなどがあると、取り込みは難しいでしょうか。
A125-1:
> バーコード文字列を読み込むテキストフィールドが一箇所で、それぞれ読み込んだ番号によって処理を行うことは可能でしょうか。
こちらの機能は、
テキストフィールドに文字列が入力されたとき、その文字列の内容によって処理を分岐させる機能
ということになるかと存じます。基本的な考え方は、
(1) 入力される文字列のうち、何文字目から何文字目までが処理の種類を示し、何文字目から何文字目までがそれぞれの処理に使うデータを表すのかをあらかじめ決めておく。
(2) テキストフィールドに文字列が入力されたら(テキストフィールドからアクションイベントが発生したら)、その文字列をいったん文字列格納変数へ設定し、処理の種類を表すデータを抽出する。
(3) (2)で抽出したデータをもとに、それぞれの処理に使うデータを抽出し、処理を実行する。
ご連絡いただいた例の場合、例えば、入力される文字列の書式を以下のように定めることで、必要な機能が実現できるかと存じます。
処理の種類を表すデータ: 最初の1文字
0の場合: 2文字目以降の文字列を整数と解釈して("000001"ではなく"1")企業名を検索
4の場合: 2文字目以降の文字列を整数と解釈して(" 3242"ではなく"3242")従業員名を検索
0でも4でもない場合: 入力文字列をそのまま使用して部品を検索
簡単なサンプルを用意しましたので、どうぞご覧ください。テキストフィールドに文字列を入力してEnterキーを押すと、実行する処理を示すメッセージダイアログが表示されます(タイトルバーには、検索に使用するデータが示されます)。
また、付属のバーコード導入チュートリアルも参考になるかと存じますので、合わせてご覧ください。
> 又、エクセルファイルアクセスを使って読み込みを行う時に関数や、マクロ、ハイパーリンクなどがあると取り込みは難しいでしょうか。
Ver.2.6のエクセルファイルアクセスでは関数の計算結果等を読込むことはできませんが、次回リリース(2011年6月初旬予定)からはその機能が追加されます。
関連ファイル:入力文字列で処理分岐.mzax