FAQ
技術的な質問> データベース
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Q163：テーブル格納変数の「全データをリスト形式で設定する」でエラーになります。
Q163-1：
MZのテーブルをMySQLの１データとして入出力しようと考えています。
テーブル格納変数で「全データをリスト形式で取得する」を使って格納することはできました。
例えば6列19行のテーブルデータが下記のように保存されました。
[[x, a, 1, 5000, , ], [y, b, 3, 7000, , ], [z, c, 5, 3500, , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ]]
このデータをMZに読み込んで、テーブルとして表示したいのですが、テーブル格納変数の「全データをリスト形式で設定する」を使うと、関連ファイルのようなエラーになります。
MySQLのデータ型はTEXTです。
Select文で読み込み、このデータを指定して、テーブル格納変数に設定しようとしています。
デバッグで見る限り、直前まで上記のリストデータがそのまま取り込めています。
設定方法が間違っているのでしょうか？ ご教示いただければ幸甚です。
関連ファイル：image[1].png、image[3].png
テーブル格納変数で「全データをリスト形式で取得する」を使って格納することはできました。
例えば6列19行のテーブルデータが下記のように保存されました。
[[x, a, 1, 5000, , ], [y, b, 3, 7000, , ], [z, c, 5, 3500, , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ], [, , , , , ]]
このデータをMZに読み込んで、テーブルとして表示したいのですが、テーブル格納変数の「全データをリスト形式で設定する」を使うと、関連ファイルのようなエラーになります。
MySQLのデータ型はTEXTです。
Select文で読み込み、このデータを指定して、テーブル格納変数に設定しようとしています。
デバッグで見る限り、直前まで上記のリストデータがそのまま取り込めています。
設定方法が間違っているのでしょうか？ ご教示いただければ幸甚です。
関連ファイル：image[1].png、image[3].png
A163-1：
１）一点確認させて頂きたいことがございます。実現したい動作はMZPlatform上の[テーブル]コンポーネントにMySQLからSelect文で取得したデータを表示する、[テーブル]上のデータを使ってMySQLにデータをInsert/Updateする、ということで宜しいでしょうか。
もし違うようでしたら、どうかお知らせ下さい。
また、目的や条件によって、より簡単な方法をご紹介できる可能性がございますので、宜しければ詳しい内容をお教え下さい。
２）お送り頂いた「起動メソッド情報画面」図では、メソッド「全データをリスト形式で設定する(PFObjectList)」の引数が「取得方法：メソッド処理結果、メソッド/値：要素を位置指定で取得する」となっています。
おそらく一つのリスト型データを[リスト格納変数]に入れ、メソッド「要素を位置指定で取得する(int)」を実行なさっていると思われますが、その取得した要素が「全データをリスト形式で設定する(PFObjectList)」で設定できるリスト型でないため、エラーが発生しています。
[データベースアクセス]コンポーネントでメソッド「SQL文を実行する(String)」を行うと[データベースアクセス]からは「データ生成イベント」が発生し、「イベント内包データ」としてテーブル型のデータが取得できます。
または戻り値ともなっていますので、「取得方法：メソッド処理結果」でも取得可能です。
このテーブル型データを[テーブル格納変数]や直接[テーブル]に設定します。
『データベースアクセスチュートリアル』P16 までと、サンプルアプリケーション￥MZPlatform2.8￥AP_DATA\Tutorial\「データベースアクセス0.mzax」をご参照下さい。
１）とも関連しますが、特別な目的があってリスト形式で扱う必要がありましたら、お手数をお掛け致しますが、詳細をお教え頂ければ幸いです。
もし違うようでしたら、どうかお知らせ下さい。
また、目的や条件によって、より簡単な方法をご紹介できる可能性がございますので、宜しければ詳しい内容をお教え下さい。
２）お送り頂いた「起動メソッド情報画面」図では、メソッド「全データをリスト形式で設定する(PFObjectList)」の引数が「取得方法：メソッド処理結果、メソッド/値：要素を位置指定で取得する」となっています。
おそらく一つのリスト型データを[リスト格納変数]に入れ、メソッド「要素を位置指定で取得する(int)」を実行なさっていると思われますが、その取得した要素が「全データをリスト形式で設定する(PFObjectList)」で設定できるリスト型でないため、エラーが発生しています。
[データベースアクセス]コンポーネントでメソッド「SQL文を実行する(String)」を行うと[データベースアクセス]からは「データ生成イベント」が発生し、「イベント内包データ」としてテーブル型のデータが取得できます。
または戻り値ともなっていますので、「取得方法：メソッド処理結果」でも取得可能です。
このテーブル型データを[テーブル格納変数]や直接[テーブル]に設定します。
『データベースアクセスチュートリアル』P16 までと、サンプルアプリケーション￥MZPlatform2.8￥AP_DATA\Tutorial\「データベースアクセス0.mzax」をご参照下さい。
１）とも関連しますが、特別な目的があってリスト形式で扱う必要がありましたら、お手数をお掛け致しますが、詳細をお教え頂ければ幸いです。
Q163-2：
実現したい処理はもう少し複雑なものです。というよりも、プログラム作成を省力化したいというのが本音です。
MySQLのテーブルAにカラム数80程度になるデータを保存しています。
そこにさらに、今回のようなMZテーブルXのデータを追加しなければならなくなりました。
これを通常のやり方で行うと、テーブルXは6列19行ですから114のカラムを新たに作成しなければなりません。
＊テーブルXのすべてのセルのデータがひとつの注文に対応しているため、MySQLのテーブルAの同じ行に保存する必要があります。
MySQLのカラム設定も大変ですが、MZプログラムでの記述を考えると気が遠くなります。
実はこのようなMZテーブルがまだ６−７個あるためうんざりしておりました。
そんな時、発見したのが
「全データをリスト形式で取得する」と「全データをリスト形式で設定する」です。
これを使えば、テーブルXのセルのすべての内容が、MySQLテーブルAの1カラムの1データとして保存できてしまいます。
事実「全データをリスト形式で取得する」を使ったことにより、テーブルXは、前回送付したようなリストデータとして格納できました。
問題は格納できたデータをテーブルXに戻せないことです。
ご推察の通り、select文で選択したデータをリスト格納変数に入れ、テーブルXのリストデータが入った位置を指定しております。
＊これは金型履歴管理システムのやり方を真似ております。
おそらく、この方法では、持ってきたデータがリスト形式と認識されなくてエラーになるのだと思います。
「全データをリスト形式で設定する」というメソッドがあるのですから、リスト形式で設定してやりさえすればテーブルに戻ってくれるものと思います。
リスト形式で設定するにはどのようにすればよいのでしょうか？
保存は簡単にできたのにその逆がうまくできないので少し戸惑っている次第です。
ご教示のほどよろしくお願い致します。
MySQLのテーブルAにカラム数80程度になるデータを保存しています。
そこにさらに、今回のようなMZテーブルXのデータを追加しなければならなくなりました。
これを通常のやり方で行うと、テーブルXは6列19行ですから114のカラムを新たに作成しなければなりません。
＊テーブルXのすべてのセルのデータがひとつの注文に対応しているため、MySQLのテーブルAの同じ行に保存する必要があります。
MySQLのカラム設定も大変ですが、MZプログラムでの記述を考えると気が遠くなります。
実はこのようなMZテーブルがまだ６−７個あるためうんざりしておりました。
そんな時、発見したのが
「全データをリスト形式で取得する」と「全データをリスト形式で設定する」です。
これを使えば、テーブルXのセルのすべての内容が、MySQLテーブルAの1カラムの1データとして保存できてしまいます。
事実「全データをリスト形式で取得する」を使ったことにより、テーブルXは、前回送付したようなリストデータとして格納できました。
問題は格納できたデータをテーブルXに戻せないことです。
ご推察の通り、select文で選択したデータをリスト格納変数に入れ、テーブルXのリストデータが入った位置を指定しております。
＊これは金型履歴管理システムのやり方を真似ております。
おそらく、この方法では、持ってきたデータがリスト形式と認識されなくてエラーになるのだと思います。
「全データをリスト形式で設定する」というメソッドがあるのですから、リスト形式で設定してやりさえすればテーブルに戻ってくれるものと思います。
リスト形式で設定するにはどのようにすればよいのでしょうか？
保存は簡単にできたのにその逆がうまくできないので少し戸惑っている次第です。
ご教示のほどよろしくお願い致します。
A163-2：
「6列19行」の[テーブル]を1データとしてMySQLに追加するということ理解致しました。
１）確かにMySQLのカラム型がTEXT型であれば、「全データをリスト形式で取得する()」で取得したデータの文字列を格納することができました。
但し、「全データをリスト形式で取得する()」で取得したデータは[文字列格納変数]に入れたり、MySQLのTEXT型カラムに設定した時点で『文字列』となります。Select文で取得した各セル内のデータもあくまで『文字列』ですので、これをリスト型データとして扱うことはできません。
次善の策として、[文字列格納変数]で文字列を整え、カンマ区切りのテキストファイルとして保存して、再度MZPlatform上に[CSV入力]を使って読み込むことが考えられます。
ご参考までに1セル内のデータを名前を付けて保存するまでの簡単なサンプルアプリケーションを作成してみましたので、ご覧下さい。
CSVファイルの読込みについては\MZPlatform\2.8\AP_DATA\Sampleフォルダーに内にサンプルファイル「CSV入出力.mzax」がございますので、ご覧下さい。
現在のところテキストファイルは一旦保存する必要があります。[ファイル]コンポーネントを使って、ファイル削除の操作なども可能です。
※Ver.2.9より、CSV形式の文字列の読込と出力を行うメソッドが追加されました。これにより、一時的にファイル保存することなく、直接文字列からテーブルデータを作成することができます。
２）[テーブル]のセルのデータをinsert文で一つ一つ記述するのが面倒ということでしたら、[データベースアクセス]コンポーネントには「insertRowDirectory（String,PFObjectTable)」等の、テーブル名を指定して複数行のテーブルデータを一括追加するメソッドがあります。
但し、データベースのテーブルのフィールド名とMZPlatform[テーブル]の列名が一致している必要があるので、 「6列19行」という形を崩したくないという場合には、また少し工夫して頂く必要が出てくるかと思います。
「insertRowDirectory（String,PFObjectTable)」を使っているテキストとしては『購買管理アプリケーション作成チュートリアル』P88-P93 がございます。
[データベースアクセス]は複合コンポーネント内にあり、メソッド名も変えていますが、テーブルデータのまま一度に追加できることはお分かり頂けると思います。
ご検討頂き、ご要望を頂ければ、簡単なご説明をお送りすることもできますので、宜しければご連絡下さい。
関連ファイル：文字列処理.mzax
但し、「全データをリスト形式で取得する()」で取得したデータは[文字列格納変数]に入れたり、MySQLのTEXT型カラムに設定した時点で『文字列』となります。Select文で取得した各セル内のデータもあくまで『文字列』ですので、これをリスト型データとして扱うことはできません。
次善の策として、[文字列格納変数]で文字列を整え、カンマ区切りのテキストファイルとして保存して、再度MZPlatform上に[CSV入力]を使って読み込むことが考えられます。
ご参考までに1セル内のデータを名前を付けて保存するまでの簡単なサンプルアプリケーションを作成してみましたので、ご覧下さい。
CSVファイルの読込みについては\MZPlatform\2.8\AP_DATA\Sampleフォルダーに内にサンプルファイル「CSV入出力.mzax」がございますので、ご覧下さい。
現在のところテキストファイルは一旦保存する必要があります。[ファイル]コンポーネントを使って、ファイル削除の操作なども可能です。
※Ver.2.9より、CSV形式の文字列の読込と出力を行うメソッドが追加されました。これにより、一時的にファイル保存することなく、直接文字列からテーブルデータを作成することができます。
２）[テーブル]のセルのデータをinsert文で一つ一つ記述するのが面倒ということでしたら、[データベースアクセス]コンポーネントには「insertRowDirectory（String,PFObjectTable)」等の、テーブル名を指定して複数行のテーブルデータを一括追加するメソッドがあります。
但し、データベースのテーブルのフィールド名とMZPlatform[テーブル]の列名が一致している必要があるので、 「6列19行」という形を崩したくないという場合には、また少し工夫して頂く必要が出てくるかと思います。
「insertRowDirectory（String,PFObjectTable)」を使っているテキストとしては『購買管理アプリケーション作成チュートリアル』P88-P93 がございます。
[データベースアクセス]は複合コンポーネント内にあり、メソッド名も変えていますが、テーブルデータのまま一度に追加できることはお分かり頂けると思います。
ご検討頂き、ご要望を頂ければ、簡単なご説明をお送りすることもできますので、宜しければご連絡下さい。
関連ファイル：文字列処理.mzax