A37-1:
@[コンボボックス]コンポーネントの主なメソッドは
「全項目のラベル名を設定する(PFObjectList)」
「現在選択されている項目ラベル名を取得する()」
「現在選択されている項目の位置を取得する()」
などで、項目を選択すると「データ選択イベント」が発生し、それに繋げて処理を追加します。
また、直接コンボボックス内にキーボードから入力することもでき、エンターキーを押すと「アクションイベント」が発生します。
また、[テーブル]列に見た目がコンボボックスのような「選択項目リスト」を設定することも可能です。こちらはお送り頂いた画面図に近いかと思います。
「メソッド:指定列に選択項目リストを設定する(PFObjectList,int)」で設定します。どの項目が選択されたか上記[コンボボックス]のようにすぐには判定できないので、必要に応じて選択項目のリストは[リスト格納変数]に入れておきます。
なお選択リストに部品コードと部品名を組み合わせた文字列の設定を試してみましたが、列の幅を変更しなければ全部が表示されず、綺麗な見た目になりませんでした。
本文末尾の関連ファイルのサンプルファイルでは、セルデータが選択されたら、隣の列のデータも連動して設定するようにしてあります。
A[データベースアクセス]コンポーネントでのデータベーステーブルの検索は「メソッド:(イベント番号を指定して)SQL文を実行する」で行います。
文字列格納変数を使って、文字列の一部を置き換えたり、連結したりして目的のSQL文を作り出すこともあります。
検索結果は[データベースアクセス]コンポーネントのデータ生成イベントに接続して「取得方法:イベント内包」で、あるいは「SQL文を実行する」を実行した同じイベント処理に繋げて、「取得方法:メソッド処理結果」で取得します。
Bデータベースからは全テーブル名や列名のリストを取得したり、[テーブル]に予め書いておいた複数のSQL文を一度に実行したり、[テーブル]の内容ごと一括で追加したり、更新したりということも可能です。
但しお使いになっているデータベースソフトが、ACCESSの場合、一部使用できない機能や『SELECT文のWHERE句で日付を使うときは、「WHERE date>#2000-01-01 01:00:00#」のように、日付を「#」で囲む必要がある』などの特徴があります。
関連ファイル:コンボボックス使用.mzax
(※このファイルは、ZIP形式に圧縮してあります。)