Q90:Oracleへの接続方法
Q90-1:
MySQLに関しては接続方法を記したサンプルがありましたが、Oracleへの接続方法についての資料が見当たらなく、困っています。おそらく、JDBCを使用するのだとは思いますが、接続方法に関してご教授いただければ幸いです。
なお、今回使用するOracleは「Oracle Database 10g Express Edition」となっています。
A90-1:
1)Oracle JDBCドライバのインストール
@JDBCドライバー「ojdbc6.jar」をMySQLと同様に\MZPlatform\Java\jre6\lib\ext
内に配置します。
ドライバはOracleのHP(要会員登録)、インストールCD等から入手できます。
最新のドライバのバージョンは「Oracle JDBC Driver 11.2.0.1.0」です。
2)接続文字列等をOracle用に変更します。
ドライバ、サーバー、ユーザー名、スキーマ名などご自分の環境に合わせて変更し、お試し下さい。
ドライバ:oracle.jdbc.driver.OracleDriver
サーバー:jdbc:oracle:thin:@ホスト名:ポート番号:SID
(例:jdbc:oracle:thin:@ server1:1521:orcl)
3)データにTIMESTAMP型を含んでいる場合には、型マッピングの兼合い上、文字化けの恐れがあります。防止のための設定をお願い致します。
TIMESTAMP型を使用していなければ、必要はありません。
@インストールフォルダ内のjarsフォルダに関連ファイルのoracle_sample080423.jarを配置。
Aetcフォルダ内の「PlatformClassPath.ini」ファイルの先頭にjars\oracle_sample080423.jarと記述します。
------このような内容のPlatformClassPath.iniになります-------------
# MZ Platform ClassPath
jars\mzpf_dbaccess_patch080430.jar
jars\mzplatform.jar
# MZ Checker ClassPath
jars\MZChecker\mzchecker.jar
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Bアプリケーションビルダーを一旦終了し、再び立ち上げます。
C アプリケーション内の「アプリケーション開始イベント」に[データベースアクセス]のメソッド:「addPlugin(String)」の処理を追加します。
2)、3)-Cの設定済みのサンプルアプリケーションを掲載致しますので、ご参考になれば幸いです。
関連ファイル:Oracle用データベースアクセス_3(機能拡張版).mzax、oracle_sample080423.jar