FAQ
技術的な質問> 一般的な質問
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Q130：①MZ Platformの位置づけについて②MZ Platformの想定適用範囲について③開発したアプリケーションの独立性について④MZ Platformの機能追加について
Q130-1：
MZ Platformの概要について、お問合せさせていただきます。
MZ Platformの概要というよりも、MZ Platformとはというレベルの質問です。
１．MZ Platformの位置づけについて
MZ Platformは、開発ツールと捉えたらよいのでしょうか。それとも、カスタマイズ可能なアプリケーションと考えたほうが良いのでしょうか？JAVAのコードを生成しコンパイルするCASEツールのように捉えたのですが誤りでしょうか？
２．MZ Platformの想定適用範囲について
製造業での適用例が多いのですが、標準搭載のコンポーネントなどから想定している適用範囲などはあるのでしょうか？例えば、顧客管理とか小売業でのＰＯＳ(レジ機能＋α）とか。
３．開発したアプリケーションの独立性について
開発したアプリケーションは、中間ソースなど生成されているのでしょうか？将来的にMZ Platformのサポートがされなくなった場合（プラットフォームの陳腐化など）、何か対処する方法はありますでしょうか。
４．MZ Platformの機能追加について
MZ Platformの標準コンポーネントで実現できない機能を新たにコンポーネントを追加することは可能でしょうか？あるいは、既存のコンポーネントをベースに改良することは可能でしょうか？その場合、開発言語はJAVAなのでしょうか？
MZ Platformの概要というよりも、MZ Platformとはというレベルの質問です。
１．MZ Platformの位置づけについて
MZ Platformは、開発ツールと捉えたらよいのでしょうか。それとも、カスタマイズ可能なアプリケーションと考えたほうが良いのでしょうか？JAVAのコードを生成しコンパイルするCASEツールのように捉えたのですが誤りでしょうか？
２．MZ Platformの想定適用範囲について
製造業での適用例が多いのですが、標準搭載のコンポーネントなどから想定している適用範囲などはあるのでしょうか？例えば、顧客管理とか小売業でのＰＯＳ(レジ機能＋α）とか。
３．開発したアプリケーションの独立性について
開発したアプリケーションは、中間ソースなど生成されているのでしょうか？将来的にMZ Platformのサポートがされなくなった場合（プラットフォームの陳腐化など）、何か対処する方法はありますでしょうか。
４．MZ Platformの機能追加について
MZ Platformの標準コンポーネントで実現できない機能を新たにコンポーネントを追加することは可能でしょうか？あるいは、既存のコンポーネントをベースに改良することは可能でしょうか？その場合、開発言語はJAVAなのでしょうか？
A130-1：
お問合せの件につきまして、以下の通りご回答申し上げます。
> １．MZ Platformの位置づけについて
> MZ Platformは、開発ツールと捉えたらよいのでしょうか。それとも、カスタマイズ可能なアプリケーションと考えたほうが良いのでしょうか？JAVAのコードを生成しコンパイルするCASEツールのように捉えたのですが誤りでしょうか？
MZ Platformは開発ツールであり、特定のアプリケーションではございません。プログラムの開発実行環境であり、Visual BasicやEclipseなどと同種のソフトウェアとして分類されます。
プログラム作成に際しては、JAVAのコードではなくJAVAのオブジェクト（インスタンス）を生成します。それらオブジェクトの間のメソッド呼び出しやデータ参照関係を記述することによって、プログラムを構成します。
このようにして構成されたプログラムは、XMLファイルおよびJAVAシリアライズデータファイルとして保存することができます。
> ２．MZ Platformの想定適用範囲について
> 製造業での適用例が多いのですが、標準搭載のコンポーネントなどから 想定している適用範囲などはあるのでしょうか？例えば、顧客管理とか小売業でのＰＯＳ(レジ機能＋α）とか。
特に想定している適用範囲はございません。これに関しましては、MZ Platformの開発経緯からご説明した方がわかりやすいかと存じます。
MZ Platformは、元々、中小製造業のIT化を支援するという目的で開発されました。そのためには、様々なアプリケーション開発に対応するための汎用性と多様性を確保しつつ、かつ、アプリケーション開発の効率化を実現できるように、コンポーネントを設計することが必要です。そこで私どもは、中小製造業に対するヒアリングやアプリケーションの試作等を通じて実用アプリケーションで必要とされる機能を洗い出し、それらの機能を汎用的な機能の組み合わせとして実現できるところまでブレークダウンし、それに基づいてコンポーネントを作成しました。
従いまして、各コンポーネントの元々の素性は顧客管理や工程進捗管理などですが、備えている機能は汎用的な機能ですので、用途がそれらに限定されることはございません。各種データベースとの連携機能を提供するデータベースアクセスコンポーネントなどは、その典型例と言えます。
> ３．開発したアプリケーションの独立性について
> 開発したアプリケーションは、中間ソースなど生成されているのでしょうか？将来的にMZ Platformのサポートがされなくなった場合（プラットフォームの陳腐化など）、何か対処する方法はありますでしょうか。
アプリケーションは生成されたオブジェクトとそれらの間の起動・参照関係として構成されており、中間ソースなどは生成しておりません。しかしながら、アプリケーションデータ、すなわちアプリケーションの構造は、オブジェクト相互の関係を表現するXMLファイルとして保存できます（上述１．の回答参照）。
従いまして、MZ Platformの利用ができなくなった場合でも、そのXMLファイルを解析することでアプリケーションの構造を再現することは可能です。あいにく、JAVA言語あるいは他のプログラム言語への変換／出力機能は備えておりません。
> ４．MZ Platformの機能追加について
> MZ Platformの標準コンポーネントで実現できない機能を新たにコンポーネントを追加することは可能でしょうか？あるいは、既存のコンポーネントをベースに改良することは可能でしょうか？ > その場合、開発言語はJAVAなのでしょうか？
新規にコンポーネントを開発して追加することは可能です。そのためのマニュアルおよび雛形となるテンプレートファイルはMZ Platformに標準で付属しています。その場合の開発言語はJAVAです。
> １．MZ Platformの位置づけについて
> MZ Platformは、開発ツールと捉えたらよいのでしょうか。それとも、カスタマイズ可能なアプリケーションと考えたほうが良いのでしょうか？JAVAのコードを生成しコンパイルするCASEツールのように捉えたのですが誤りでしょうか？
MZ Platformは開発ツールであり、特定のアプリケーションではございません。プログラムの開発実行環境であり、Visual BasicやEclipseなどと同種のソフトウェアとして分類されます。
プログラム作成に際しては、JAVAのコードではなくJAVAのオブジェクト（インスタンス）を生成します。それらオブジェクトの間のメソッド呼び出しやデータ参照関係を記述することによって、プログラムを構成します。
このようにして構成されたプログラムは、XMLファイルおよびJAVAシリアライズデータファイルとして保存することができます。
> ２．MZ Platformの想定適用範囲について
> 製造業での適用例が多いのですが、標準搭載のコンポーネントなどから 想定している適用範囲などはあるのでしょうか？例えば、顧客管理とか小売業でのＰＯＳ(レジ機能＋α）とか。
特に想定している適用範囲はございません。これに関しましては、MZ Platformの開発経緯からご説明した方がわかりやすいかと存じます。
MZ Platformは、元々、中小製造業のIT化を支援するという目的で開発されました。そのためには、様々なアプリケーション開発に対応するための汎用性と多様性を確保しつつ、かつ、アプリケーション開発の効率化を実現できるように、コンポーネントを設計することが必要です。そこで私どもは、中小製造業に対するヒアリングやアプリケーションの試作等を通じて実用アプリケーションで必要とされる機能を洗い出し、それらの機能を汎用的な機能の組み合わせとして実現できるところまでブレークダウンし、それに基づいてコンポーネントを作成しました。
従いまして、各コンポーネントの元々の素性は顧客管理や工程進捗管理などですが、備えている機能は汎用的な機能ですので、用途がそれらに限定されることはございません。各種データベースとの連携機能を提供するデータベースアクセスコンポーネントなどは、その典型例と言えます。
> ３．開発したアプリケーションの独立性について
> 開発したアプリケーションは、中間ソースなど生成されているのでしょうか？将来的にMZ Platformのサポートがされなくなった場合（プラットフォームの陳腐化など）、何か対処する方法はありますでしょうか。
アプリケーションは生成されたオブジェクトとそれらの間の起動・参照関係として構成されており、中間ソースなどは生成しておりません。しかしながら、アプリケーションデータ、すなわちアプリケーションの構造は、オブジェクト相互の関係を表現するXMLファイルとして保存できます（上述１．の回答参照）。
従いまして、MZ Platformの利用ができなくなった場合でも、そのXMLファイルを解析することでアプリケーションの構造を再現することは可能です。あいにく、JAVA言語あるいは他のプログラム言語への変換／出力機能は備えておりません。
> ４．MZ Platformの機能追加について
> MZ Platformの標準コンポーネントで実現できない機能を新たにコンポーネントを追加することは可能でしょうか？あるいは、既存のコンポーネントをベースに改良することは可能でしょうか？ > その場合、開発言語はJAVAなのでしょうか？
新規にコンポーネントを開発して追加することは可能です。そのためのマニュアルおよび雛形となるテンプレートファイルはMZ Platformに標準で付属しています。その場合の開発言語はJAVAです。