Q142:作成中の処理でエラーが発生する為、エラー発生時にそれまで行っていた処理を無効とし元の状態に戻す方法を知りたい。
A142:
元の状態を確保しておいて、エラー発生時に再設定するといった処理を別途作成する必要があります。あるメソッドの起動でエラーが発生した場合の処理は、起動モードErrorOnlyを設定したメソッド起動で定義することが可能です。
ただ、今回の場合には、作成中のアプリケーションの動作の分析が十分ではないようですので、エラー発生時の処理を考える前に、エラーが発生する原因を突き止め、それが起こらないような対策を検討するほうが先であると思います。例えば、ユーザにより不正値が入力されることが想定される場合には、不正値のチェックとユーザへの警告と言った処理が必要になると思います。
また、検討した処理手順に間違いは無いか、その見直しにより改善できないか、考えた処理手順がMZ Platformのコンポーネントの接続で正しく定義されているか等についても、もう一度、ご確認下さい。
備考:「エラーメッセージ」の「Q&A50」にも掲載。