Q164:現在ソフト「桐」を使い注文書や請求書に使っております。桐などのデータベースとどの辺が違いますか。
A164:
MZ Platformとは、アプリケーションソフトを作成するためのソフトウェアです。ソフトウェアの種類としましては、VisualBasicや.NET、Eclipseなどのようなプログラム開発ソフトに分類されます。
従来のプログラム言語と異なり、ソースコードを記述する代わりに、コンポーネントと呼ばれるソフトウェアの部品を組み合わせることによってアプリケーションソフトを作り上げるところが、MZ Platformの特徴です。
桐などのデータベースソフトとの大きな違いとして、MZ Platformでは、データベースを基本とした入出力フォーム以外にも、様々な機能を持ったアプリケーションソフトを、従来よりも容易に作成できることが挙げられます。具体的なアプリケーションソフトの例は、付属のサンプルをご覧ください。
一方、MZ Platform自体はデータベース機能を持っておらず、提供しているのは外部のデータベースへ接続する機能です。したがって、データベースを利用したアプリケーションソフトを開発する場合には、別途データベースをご用意いただく必要があります。接続可能なデータベースは、JDBCドライバ(Java用のドライバ)が提供されているもので、現在、Excel、Access、SQL Server等で動作を確認しております。桐に対しては、JDBCドライバが提供されていませんので、接続できません。
MZ Platformにつきましては、少し古いものですが、産総研ホームページにも解説記事が掲載されています。合わせてご覧いただければと存じます。
http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol09_02/special/p14.html