Q23:「.mzax」と「.mzas」の違いと、今後はどの拡張子で保存してよいのかがよくわかりません。
Q23-1:
MZ Platformを2.0にバージョンアップしたところ、ファイルの保存拡張子が「.mzax」と「.mzas」の二つから選べるようになっています。以前のバージョンでは拡張子がなかったように思いますが、これらの違いと、今後はどの拡張子で保存してよいのかがよくわかりません。
A23-1:
MZPlatform2.0からは複数のOS、JAVAのバージョンに対応できるよう2種類のファイル形式
@「.mzax」=MZアプリケーションXMLファイル
A「.mzas」=MZアプリケーションバイナリーファイル
(MZPlatform1.6までの「.apl」ファイルに相当)
で保存されるようになりました。
保存標準形式をXMLとし、サンプルアプリケーションファイルもXML形式となっています。
@MZPlatformの推奨JAVA実行環境はJRE 1.4.2_03〜_10ですが、その他のJAVAのバージョンでお使いになる場合には、環境変数「JAVA_HOME」等の設定を行った上、特にXML形式での保存をお勧めします。
但しGUI部品内のデータや、コンポーネントの属性の設定等が多い場合にはXML形式のファイルはその特性上、読み込みに時間が掛かる事があります。
A特に設定の変更をしないと同時にバイナリ形式のファイルも保存されるようになっています。MZPlatform1.6までのバージョンでアプリケーションファイルを開く場合、またXML形式ファイルの読み込み時間が気になる場合にはこちらをお選びください。
XMLファイル形式のみで保存したい場合は、
1.アプリケーションビルダーの「オプション」メニューから「バイナリデータ自動保存」のチェックマークを一時的に外す。
2.\MZPlatform\2.0\etcフォルダ内のPlatform.iniファイルの
BinaryDataAutoSave=trueの記述を「false」に変更する。
(恒久的にバイナリデータ自動保存はされなくなります)
バイナリー形式のみで保存したい場合は
1.保存時に「ファイルタイプ」「MZアプリケーションバイナリー」を選択する。
といった方法が考えられます。