Q30:N88ベーシック(PC−98)で動かしている流量測定機器がありPCに製品をコントロールする電源(0〜5V)(AD/DA変換ボードで接続)と測定機器(PC⇔RS232C)でつなぎ製品の設定を換えその時の製品の値を測定機器で測定するという事がMZプラットフォームでも構築できるのでしょうか?
Q30-1:
現在、N88ベーシック(PC−98)で動かしている流量測定機器がありPCに製品をコントロールする電源(0〜5V)(AD/DA変換ボードで接続)と測定機器(PC⇔RS232C)でつなぎ製品の設定を換えその時の製品の値を測定機器で測定しています。プログラミングの知識があまりないのですが、上記の様な事がMZプラットフォームでも構築できるのでしょうか?
A30-1:
お問い合わせの件についてですが、外部機器との通信・制御を行うアプリケーションをMZ Platformで作成できるかどうか、ということになるかと存じます。
これは接続方法や機器の仕様に依存し、MZ Platform標準のコンポーネントで対応できる場合と、その機器専用のコンポーネントを作成しなくてはならない場合があります。
RS232C接続の場合、シリアル通信コンポーネントを利用することで外部機器との間のデータ送受信を行うことができます。
AD/DA変換ボードのような機器の場合には、標準コンポーネントでは対応できません。その機器のドライバがWindowsのDLLファイルとして用意されていて、かつ、その仕様(API)が公開されている場合には、DLLファイルを利用した専用のコンポーネントを作成することで通信・制御を行えます。DLLファイルを利用したコンポーネントの作成方法につきましては、付属のコンポーネント開発ガイド「5.3. ネイティブ処理を行うコンポーネントの開発」をご覧ください。
なお、上述のいずれの方法をとる場合でも、接続する機器との間で送受信される信号の仕様、すなわち、どのような信号が送られてくるのか、どのような信号を送ればよいのかが公開されていることが大前提となります。