Q31:@アプリケーションサーバーを構築することは出来るのですか。
A静的コンテンツを処理するWebサーバとの連携は無理でしょうか。
B「データ連携導入手順書」の「付録 データ連携(旧バージョン)」には、「(Linuxの場合)」という記述があるのですが、これはどういう意味になりますでしょうか?
Q31-1:
付属資料を見てもよく分からなかったので、ちょっと基本的なことを教えてください。アプリケーションサーバーを構築することは出来るのですよね?「データ連携導入手順書」 の 「付録 データ連携(旧バージョン)」 の記述もよく理解できていないのですが、出来そうな雰囲気はありますよね。アプリケーションサーバー構築ガイドもしくはチュートリアルのような資料はありませんでしょうか?
それから、静的コンテンツを処理するWebサーバとの連携は無理でしょうか?これは無理そうだなと思いつつ、念のため教えてください。
ついでにもう一つ教えてください。
「データ連携導入手順書」の「付録 データ連携(旧バージョン)」には、「(Linuxの場合)」という記述があるのですが、これはどういう意味になりますでしょうか?
「インストールガイド」の記述を見て、Windowsしか駄目なのかと思っていましたが、もしかしてLinux上でもシステム構築が可能なのでは?
思いおこせば、「データベースアクセスチュートリアル」の「MySQL」の記述を見て、Windows版のMySQLのパフォーマンスが(Linux版のMySQLとの比較で)心配に感じていたのですが、そもそもLinuxで動いていたものなら、納得いくかもと思いました。(最近のMySQLはWindows版でも性能が落ちないのかもしれませんが)
A31-1:
[1]アプリケーションサーバ構築の件
お問合せのアプリケーションサーバの件ですが、残念ながらMZ Platformを用いて構築することはできません。
アプリケーションサーバ(Sun Java System Application Server)は旧バージョンのMZ Platformにおいて、異なるPCにインストールされたMZ Platformのコンポーネント間で連携(メソッドのリモート起動)を行うために使用しておりました。
その後、MZ Platformで取り扱うコンポーネント連携の対象を企業内(ファイアーウォール内)での連携に変更しましたため、アプリケーションサーバを用いない仕組みに変更して参りました。
そのため、このたび配布が開始しましたバージョン2.1からは旧バージョンの連携機能につきましてはサポートを終了し、アプリケーションサーバの記述を配布物からは削除しております。
>静的コンテンツを処理するWebサーバとの連携は無理でしょうか?
残念ながら、Webサーバとの連携につきましても対応しておりません。
関係するコンポーネントとしまして、Webページを表示するためのHTML表示パネルが存在しますが、機能的には一般的なブラウザには及びません。
[2]Linuxでの動作の件
バージョン2.0のデータ連携導入手順書に記載してあります
「Linux」での設定は、MZ PlatformではなくSun Java System Application Serverに関しての設定です。
Sun Java System Application ServerについてはWindowsおよびLinuxで稼動させることができます。
上述の通り、MZ Platformからはコンポーネント連携の際に利用しておりました。
Sun Java System Application ServerとMZ PlatformとはインストールするPCが同一である必要はなく、前者のみをLinuxのPCにインストールし使用することができました。
MZ Platformにつきましては、Javaで構築されておりますため、原理的にはLinux等でも動作するのですが、ライセンス機能の関係で現在はWindows版のみを公開しております。
ドキュメントの説明不足のため混乱を招きまして申し訳ございませんでした。