Q54:一般的なプログラム言語で言うところの「IF文」に該当する処理というのは、MZプラットフォームではどのように構成されるのでしょうか。
Q54-1:
一般的なプログラム言語で言うところの「IF文」に該当する処理というのは、MZプラットフォームではどのように構成されるのでしょうか。例としましては、画面上で入力或いは選択した項目によってSQL文の内容が変化するようなケースや、必須入力項目の入力チェックなどです。初歩的な質問で心苦しいのですが、ドキュメントインデックスなどを見る限りではそのような処理を行っている箇所が確認できませんでしたので、お手数ですがご教示ください。
A54-1:
多くの場合は、まず[処理部品]>[条件制御]>「演算」類のコンポーネント([等価演算]、[比較演算]など)を使って条件に合うかどうか演算を行います。
結果がtrueならイベント番号は「1」、falseなら「0」となるので、イベント番号を接続先に設定し、起動したい処理の条件分けをしています。
『注文票アプリケーション作成チュートリアル』のLesson. 2 Step. 3の3)からは[比較演算]コンポーネントを用いた処理をご紹介しています。
また、その他のAP_DATA\tutorialフォルダやsampleフォルダ内のサンプルファイルをご覧頂くと、条件設定のため演算のコンポーネントとイベント番号が設定してある箇所も多くあるかと思います。
なお、例として挙げて頂いたSQL文の内容変化や、入力チェックには[文字列格納変数]コンポーネントを使って、置換え(replace)や「matches」メソッドでの入力チェックなどを行う場合もございます。