Q60-2:
接続元コンポーネントと発生イベントと接続先コンポーネントの関係について詳細にお答え頂きまして誠に有難うございました。下記のお答えをまとめますと「発生イベントを実行する主体は接続元コンポーネントである。その実行された発生イベントを受けて、そのイベントに関連した更なる処理をおこなうのが、接続先コンポーネントと考えて良いのでしょうか?接続元コンポーネントと接続先コンポーネントはいずれも処理を実行する主体となるが、それらの関係は主−従と考えて良いのでしょうか?」
A60-2:
> 下記のお答えをまとめますと、「発生イベントを実行する主体は接続元コンポーネントである。
「発生イベントを実行する主体は接続元コンポーネント」という言葉が、「接続元コンポーネントがイベントを発生する」という意味であれば、そのご理解で間違いございません。
> その実行された発生イベントを受けて、そのイベントに関連した更なる処理をおこなうのが、接続先コンポーネントと考えて良いのでしょうか?
「実行された発生イベント」という言葉が、「接続元が発生したイベント」という意味であれば、「実行された発生イベントを受けて、更なる処理を行うのが接続先コンポーネント」というご理解で間違いありません。
「そのイベントに関連した」という言葉の意味が不明ですが、例えば、「データ設定イベントに接続する場合には、『〜を設定する』という種類の処理を行う」という意味であるならば、それは誤解です。発生イベントは、接続先コンポーネントが処理を実行するためのきっかけに過ぎず、実行される処理の種類を制限あるいは特定するものではありません。
> 接続元コンポーネントと接続先コンポーネントはいずれも処理を実行する主体となるが、それらの関係は主−従と考えて良いのでしょうか?」
「主ー従という関係」が、「処理の実行のきっかけとなるものが『主』で、そこから連鎖的に起動されるものが『従』」という意味であるならば、接続元コンポーネントと接続先コンポーネントの関係につきましては、そのご理解で間違いありません。
「処理を実行する主体」をどのようにお考えなのかが不明ですが、処理実行のきっかけを作ることも「処理を実行する」の内容に含めてお考えなのであれば、「接続元コンポーネントと接続先コンポーネントはいずれも処理を実行する主体となる」という理解で間違いありません。
上述の回答でも申し上げました通り、接続元コンポーネントの役割は処理のきっかけを作ることで、具体的な処理は接続先コンポーネントが行います。