Q94:@コンポーネントを一気に選択するような方法はないでしょうか?
A大元(一番上の階層)への繋ぎ方や公開関係が正直よく分かりません。
Q94-1:
今データベースアクセスチュートリアルを基本としてサンプルを色々合成しようと試みています。
例えば、図面編集サンプルをDBアクセスチュートリアルに組み込みたい時に選択したいのですが、コンポーネントの数が多すぎて、選択するのがかなり手間だったりします。(コピー&ペーストの為)コンポーネントを一気に選択するような方法はないでしょうか?
また、多分これらのサンプルを複合コンポーネント化すれば、大元のプログラムがスッキリすると思うのですが、大元(一番上の階層)への繋ぎ方や公開関係が正直よく分かりません。何か理解する良い方法は無いでしょうか?
A94-1:
@保存してあるファイルを組み込む時には、アプリケーションビルダーのツールボタン[挿入]を押し、ファイルを選択します。
Aファイルの一部だけを組み込みたい場合には、ビルダーを2つ起動し、一方で[Shift] キーを押しながら、左側コンポーネントをクリックして選択していき、コンポーネント上で右クリック>[コンポーネントコピー]をします。もう一方のビルダーの編集画面で、[コンポーネントペースト]をします。
(※ Ver.2.8より、マウスドラッグでの領域指定による複数コンポーネントの選択機能が追加されています。)
@を利用して、ファイルを複合コンポーネントに入れることができます。ビルダーの編集画面上で[複合コンポーネント作成]>[コンポーネント]または[GUIコンポーネント]をクリックします。
複合コンポーネントの中にダブルクリックして入り、ツールボタン[挿入]を押し、ファイルを選択します。
複合コンポーネントに処理を入れると、元々[アプリケーション]コンポーネントと繋がっていた処理は消えてしまったり、右側[アプリケーション]があった部分が白くなってしまうかと思います。この部分を適宜修正します。
上位の階層から呼び出したいメソッドは公開設定をする必要があります。
メソッドの公開については『開発チュートリアル(実践編)』P40〜をご覧下さい。
複合コンポーネント内のイベントを上位階層に伝えるには[複合コンポーネント]のメソッド「イベントを伝播する(PFEvent)」を使うのが基本となります。
『複合コンポーネントチュートリアル』や『データベースアクセスチュートリアル』、『購買管理アプリケーション作成チュートリアル』など複合コンポーネントを使っているチュートリアルをご覧頂きながら、ご不明な点はご連慮なくお問い合わせ頂ければ幸いです。
簡単な設定が判るようにLesson4のアプリケーションを複合コンポーネントの中に入れてみました。掲載致しますので、ご参考になれば幸いです。
関連ファイル:Lesson4(複合).mzax、Lesson4(GUI複合).mzax
備考:「複合」の「Q&A18」にも掲載。