Q108:日付/時刻型データと数字の表記について
Q108-1:
いくつか質問があり、連絡いたしました。
1つ目は日付/時刻型データについてです。
2009/12/25 10:50:11
という日付/時刻型データを、SQL文を実行してテーブルとして表示しているときに、
2009/12/25 10:50
というように、秒の部分を表示しないようにするにはどうすればよいでしょうか?
2つ目は、数字の表記についてです。
大きな値、例えば「150000」をテキストフィールドなどで入力した場合に、「150,000」のように、数字の間にカンマを入れて見やすくすることはできるでしょうか?
A108-1:
1.[テーブル]の日付型列の日付表示形式を変更するには
列の上で右クリック>[列]>[表示属性(日付)]>[表示形式]>[その他...]を選び、表示パターンを設定します。
表示パターンはJavaの表記に則っており、今回は「yyyy/MM/dd/ H:mm」等、設定して頂ければよろしいかと存じます。
(Hは24時間、hは12時間制。MMなど2文字続けると2桁表示)
メソッドで設定するには、「setDateColumnFormatCustom(String,int)」
引数0:表示パターン文字列
引数1:列インデックス
を使用します。
なお、[テーブル]に「テーブルデータを設定する(PFObjectTable)」等でデータを設定すると、先に表示されているテーブルデータと列数と列型が一致する場合を除き、[テーブル]は上書きされてしまうので、毎回列属性を設定しなくてはいけない場合があります。
列が残っていれば列属性はそのまま保持されるので、テーブルクリアの際も、「行を削除する()」を使用し、列だけ残しておくことも一案です。
2.[数値入力フィールド]を使用すると、フィールドの上で右クリック>[表示形式(整数)]>[グループ]>[あり]を選択して頂ければ、桁区切りのカンマが表示されます。
但し[テキストフィールド]と[数値入力フィールド]とではイベントの種類、発生のタイミングに違いがあります。フィールドのイベントに接続をして処理を行っており、[数値入力フィールド]に変更すると不都合が生じるという場合には、再度検討いたしますので、お手数でもご連絡頂ければ幸いです。