Q110:excelの場合テーブルからピボットテーブルを挿入することで、簡単にクロス集計が出来ますが(添付ファイル)、MZで、同様のことは出来ますか?
A110-1:
簡単にとはいきませんが、[分類テーブル作成]コンポーネントを使い分類をし、[基本統計処理(数値)]コンポーネントを使って各列、行の合計を出すということになるかと存じます。
[分類テーブル作成]の基本的な考え方、設定方法は『エクセル連携導入チュートリアル』P34-35で紹介しています。
ただし[分類テーブル作成]は引数の設定方法がやや複雑ですので、今回は内部で[分類テーブル作成]を使用した[グラフデータ作成]複合コンポーネントを使った処理をご紹介いたします。
系列グラフ(折れ線グラフ、棒グラフなど)用のテーブルデータの作成を行いますが、これでエクセルでのピボットテーブルと同じような分類をすることができます。
[グラフデータ作成]については『エクセル連携導入チュートリアル』後半部分でも使用していますし、サンプルファイル「AP_DATA\Sample\グラフ化.mzax」とその説明文書がございます。
こんな形でできるというご参考までに、サンプルアプリケーションを作成しましたので掲載致します。あくまで簡単な処理例ですので、ご覧頂いて、ご不明な点、ご要望等ございましたら、再度ご連絡頂ければ幸いです。
関連ファイル:テーブル集計.mzax