Q184:配置された各種フィールド(テキストフィールド、数値入力フィールド、日付入力フィールド)とテーブルのセルとを関連付け、フィールドの値を関連付けたセルに設定したり、逆にテーブルのセルの値をフィールドに設定することができるGUI複合コンポーネントのサンプル。
A184:
テーブルセルとフィールドの関連付けにつきまして、GUI複合コンポーネント"テーブルとフィールドの関連付.mzcx"を作成しましたのでお送りします。
このGUI複合コンポーネントは、配置された各種フィールド(テキストフィールド、数値入力フィールド、日付入力フィールド)とテーブルのセルとを関連付け、フィールドの値を関連付けたセルに設定したり、逆にテーブルのセルの値をフィールドに設定することができるものです。
<使い方>
(1) GUI複合コンポーネント上に、フィールドを適当に追加します。
(2) テーブルに列と行を適当に追加します。
(3) テーブルのセルを選択して、[選択セルへのフィールドの関連付け...]ボタンをクリックします。その列型に応じて、セルへ関連付けられるフィールドの一覧が表示されます。
(4) 関連付けたいフィールドを選択して[OK]ボタンをクリックします。
(5) 必要に応じて、(3)〜(4)の操作を繰り返し行ってください。
(6) テーブルのセルあるいはフィールドに適当な値を入力します。
(7) [フィールドからテーブルセルへの値設定]ボタンをクリックすると、フィールドに入力された値が、テーブルの関連付けられたセルに設定されます。また、[テーブルセルからフィールドへの値設定]ボタンをクリックすると、テーブルセルの値が、関連付けられたフィールドに設定されます。
関連ファイルの"テーブルとフィールドの関連付.mzax"は、この複合コンポーネントを使ったサンプルです。動作をご確認ください。
<やっていることの概略と制限事項>
複合コンポーネントの内部では、セルに関連付けられたフィールドのIDを示すテーブルを持っています。このテーブルは、[関連付テーブル表示...]ボタンをクリックすると表示されます。このテーブルを参照することによって、IDを手がかりにしてフィールドを検索し、その値を取得したり設定したりしています。
したがって、ビルダーメニューから[コンポーネントID再設定]を実行してIDが変更されると、動作不正が発生します。
関連ファイル:テーブルとフィールドの関連付.mzcx、テーブルとフィールドの関連付.mzax