Q28:@クラス化について。MZプラットフォームにてクラス化はどのように図るのか分からない。
Ainiファイルの操作について。iniファイルの操作方法はどのようにすればよいのか分からない。MZプラットフォームにて開発したコードの実行時、iniファイルにあらかじめデータベース名などを書き込んでおき、それをデータベースアクセス時に読み込むといったことを考えています。
A28:
@「クラス化」とは次のいずれかであると判断し回答差し上げます。
(1)MZ Platformにおけるコンポーネントの作成
(2)コンポーネントを組み合わせた複合コンポーネントの作成
(1)独自の機能を持ったコンポーネントを作成することができます。
コンポーネントの作成には、テンプレートファイルを用いたJavaによるプログラミングが必要になります。詳細は「コンポーネント開発ガイド.pdf」「新規コンポーネント作成手順.pdf」をご覧下さい。
また、developerにサンプルを含めた一式がインストールされております。
(2)標準のコンポーネントを組み合わせてそれらをひとまとまりにすることにより、コンポーネントを作成することができます。ビルダー画面での通常のコンポーネント接続の操作で作成できます。詳細は、「複合コンポーネントチュートリアル.pdf」をご覧下さい。
Ainiファイル読込みについてご説明します。
(1) MZPlatformのPlatform.iniファイル内にデータベース名の情報を書き込みます。
(例:DATABASE=DataBaseName)
定義する項目名は自由です。
(2)アプリケーションビルダー上で、[システム情報]コンポーネントを使い、「メソッド:システムプロパティを取得する(String)」引数にPlatform.iniファイル内で定義されている項目名を指定すると、その値が取得できます。
(例:引数 取得方法:固定値、メソッド/値:DATABASE 返値:DataBaseName)
(3)さらにご自分で作成した別ファイルのiniファイルを利用する際には、Platform.iniファイル内にPlatformComponents_ja.iniまでのパスが書いてあるのと同じように、そのファイルまでのパスをまず取得し、[ファイル]コンポーネント、[テキストファイル入力]コンポーネントあるいは[CSV入力]コンポーネント等を使い読み込むことになります。
iniファイル等テキストファイルをMZplatformのテーブルに読込むサンプルアプリケーションがありますので、ご参考までに関連ファイルに掲載致します。
関連ファイル:iniファイル入力.mzax
(※このファイルは、ZIP形式に圧縮してあります。)