Q6:データベースから単価テーブルを読んで計算をさせる箇所をどうやって実現できるか。
Q-1:
幅×高さ×長さ毎の単価テーブルがあるとします。
1.ID
2.幅
3.高さ
4.長さ
5.単価
このテーブルによって定型的サイズ寸法の単価はすぐに出せるわけですが「長さ」に頻繁に変更が発生する場合に相前後する長さの加重平均などをとるなどして単価を類推計算させる業務をMZで作りたいと思っております。
1.画面に幅、高さ、長さ、単価用のテキストボックスを準備する。
2.単価以外のそれぞれのテキストボックスに適切な値を入力する。
3.計算ボタンを押す。
4.計算された単価(少数点切り上げ)を表示する。
といったいたって簡単なものだと思いますが、MZでいうところのコンポーネント化手法を使った場合、単価テーブルを読んで類推計算をさせるところをどうあてはめるか悩んでおります。計算部分をサブルーチン化するのは良しとして、データベースから単価テーブルを読んで計算をさせる箇所をどうやって実現できるか何かご教示いただければ幸いです。
A-1:
@データベースとの接続、演算処理に関わるコンポーネントには
・データベースアクセスコンポーネント
・加算(+)
・乗算(x)
・減算(-)
・除算(÷)各コンポーネント
・関数電卓コンポーネント
等がございます。
データベースアクセスコンポーネントは[コンポーネント追加]のメニューから
[入出力]−[データベース]−[データベースアクセス]と辿って追加することができます。
演算処理用のコンポーネントは[処理部品]−[演算制御]から各コンポーネントを追加頂けます。また、[処理部品]の中には他にも演算処理に必要な様々なコンポーネントを用意してあります。
Aご参考になると思われるサンプルアプリケーション、ドキュメントを以下に挙げます。
・アプリケーション:データベースアクセス.mzax、
文書 :データベースアクセスチュートリアル
・アプリケーション:注文票.mzax
文書 :注文票アプリケーション作成作成チュートリアル
・アプリケーション:関数電卓.mzax
文書 :サンプル(関数電卓)
データベースアクセス(1〜6まであります)と注文票のサンプルファイルは
AP_DATA\Tutoriaフォルダ内にありますので、アプリケーションビルダーからロードしてご覧下さい。
関数電卓のサンプルファイルはAP_DATA\Sample内です。
文書はMZPlatformインストール時にPDFファイルで入っていますので、[スタートボタン]のメニューから
[すべてのプログラム]−[MZ Platform *.*]−[ドキュメントインデックス]からご参照ください。
備考:「データベース」の「Q&A5」にも掲載。