Q66:テーブル上の字の大きさ・フォントを設定しても標準値に変わってしまう。
Q66-1:
テーブル上の字の大きさ・フォントを設定しても標準値に変わってしまう故、プログラムの中で[テーブル][全セルのフォントを設定する]を使いたいのですが、メソッド/値をどう入力すればいいのでしょうか?
GetFontを使って
java.awt.Font[family=Dialog,name=Dialog,style=plain,size=12]
を得たのですが、セット出来ませんでした。
また、それぞれのメソッドにたいしてセットする引数のリストはございますか?リファレンスも見てみたのですが具体的な入力値が無いようです。
A66-1:
1)「メソッド:テーブルデータを設定する(PFObjectTabel)」を実行すると、全く別のテーブルデータに書き換わってしまい、フォントサイズなどの属性は残りません。
またアプリケーション終了時などに「メソッド:全行列を削除する」としてテーブルクリアの処理を行っても属性は維持されません。
解決策としては、列の属性が残るように列名の部分は残し、クリアの際には「全行を削除する」、テーブルデータ設定の際には、例えば「行を追加する(PFObjectTable)」などをお試し頂くということが考えられます。
但し列数、列型が違うテーブルデータを設定することがある場合には、上記の方法ではエラーとなってしまいます。
実行なさっている処理の順番によっても、用いるメソッドは違がってくるかと存じますので、ご不明な点がございましたら、どうか再度ご連絡頂ければ幸いです。
2)Ver.2.1以前では、フォントを数値等で指定できるようにはなっておらず、「フォントオブジェクト」そのものを「全セルのフォントを設定する(Font)」の引数として指定する必要があります。
主に以下の2つの方法が考えられます。
1.[フォント選択]ダイアログを表示し、選択したフォントを設定する
「メソッド:フォント選択ダイアログを表示する(Component,String,Font)」
各引数は簡略に「取得方法:固定値、メソッド/値:空白(入力なし)」
として頂くとダイアログが表示できます。
「全セルのフォントを設定する(Font)」の引数は
「取得方法:メソッド戻り値、コンポーネント:フォント選択、メソッド/値:getFont」とします。
2.[ラベル]等フォントを指定できるコンポーネントからフォントを取得し、設定する。
画面には用いないフォント設定用のラベルを一つ用意することになります。
Ver.2.2からは、「java.awt.Font[family=Dialog,name=Dialog,style=plain,size=12]」という書式でフォントを設定できるようになっています。
備考:「テーブル」の「Q&A22」にも掲載。