Q22:JAVA_HOMEなどのJAVA環境変数も全てMZPlatform用に書き換えられてしまいますか。また、現在のJAVA開発環境と共存する形でMZPlatformをインストールできますでしょうか。
Q22-1:
現在、下記環境でJDK一式をインストールしてJavaプログラム開発も含めてJavaを利用しています。その環境でMZPlatformの新バージョンをインストールした時に、
(1)JAVA_HOMEなどのJava環境変数も全てMZPlatform用に書き換えられてしまいますか?
JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_15
(2)現在のJava開発環境と共存する形でMZPlatformをインストールできますでしょうか?できるなら、その方法を教えて頂けますか?
MZPlatformのJava環境とユーザがインストールしたJDKとの共存方法がよく分りません。
A22-1:
(1)MZ Platformのインストールにより、JAVA_HOMEなどのJava環境変数が書き換えられることはございません。MZ Platform独自の環境変数MZPF_HOMEのみ設定されます。
(2)まず、MZ Platformが使用するJava環境についてご説明いたします。
MZ Platformは、起動時に、MZ Platformインストールフォルダ(デフォルトはC:\MZPlatform)内のJava環境を探します。このJava環境は、MZ
Platformインストーラから「すべて」を選択した場合にインストールされます。MZ Platformインストールフォルダ内のローカルなJava環境ですので、既存のJava環境への影響はございません。
探しに行くJava環境はMZ Platformのバージョンによって異なり、2.2の場合はJava\jre6フォルダです。このフォルダが見つからない場合には、環境変数JAVA_HOMEで指定されたJava環境をMZ
Platformは使用します。
したがって、MZ Platformインストールフォルダ内のJava環境のフォルダ名を変更し(例えばJava\jre6_など)、JAVA_HOMEの値をユーザがインストールしたJDKのパスとすれば、MZ
PlatformもユーザがインストールしたJDKを使用するようになります。
また、ユーザがインストールしたJDKとMZ Platformが使用するJava環境を明確に区別したい場合には、インストーラから「すべて」を選択した状態でインストールを行えば、MZ
PlatformはローカルなJava環境を使用することになります。
MZ Platformが使用しているJava環境を確認するには、"アプリケーションビルダー(コンソール)"あるいは"アプリケーションローダー(コンソール)"をお使い下さい。コンソール画面にJavaVMのパスが表示されます。