Q50-1:
本日、Ver2.10のCDが手元に届きました。ありがとうございます。
これについて何点か伺いたい事があり、ご回答をお願い致します。
@インストールガイドに、「特に問題がない限りインストールされた状態のまま使用されることをお勧めします」との表現があります。初めてMZプラットフォームをインストールしたのはVer.2.9の時で、インストール時に、設定のカスタマイズは全く行っておらず、(貴研究会からSmallDate対応のファイルを頂いたのみ)Java環境もその時に入れています。この場合は、Ver.2.10も、そのまま設定のカスタマイズなしで、上書きインストールすれば良い、との認識で問題ないでしょうか。
AVer.2.10で作成したアプリケーションを、Ver.2.9がインストールされたPCで利用する事は問題ありますでしょうか。Ver.2.10に上げてから、利用するのが良いでしょうか。
A50-1:
@MZPlatform2.10をインストールして頂くと、\MZPlatformフォルダ内に¥2.10フォルダが作成されます。また、¥JAVAフォルダがあり、その中に¥jre6_mz2.10フォルダが作成されています。
例えば以下のようになります。
C:\MZPlatform−2.9
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−2.10
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−Java−jre6_mz2.9
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−jre6_mz2.10
MZPlatform2.10は¥Javaフォルダ内のjre6_mz2.10を利用して動作するようになっています。
「特に問題がない限りインストールされた状態のまま使用されることをお勧めします」とは、この「¥Java\jre6_mz2.10」がインストールされるので、このまま手を加えず使って頂くということを指しています。
普段からJAVAプログラミングをする方の中には、別の場所に自分でインストールしたJAVAのJREを使用したいという方もいらっしゃるため、このような表現になっています。判り難くて申し訳ございません。
上記図のようにMZPlatform2.10は上書きインストールされず、MZPlatform2.9は並行して残りますので、もし容量など気になるようでしたら、2.10の動作確認を行った後、コントロールパネルからプログラムの削除を行って下さい。
削除より先にMZPlatform2.10アプリケーションビルダーを立ち上げ、「旧バージョンライセンス取込み」を行います。再度「ライセンス申請」の必要はありません。
Windowsの特性上、2.9削除後も2.9用フォルダやファイルが一部残っている場合がありますが、削除して構いません。
A 旧バージョンで作成した拡張子「.mzax」の付いたアプリケーションファイルは新バージョンでも問題なく使うことができます。
逆に、新バージョンで作成したファイルを旧バージョンで使用すると、新規に追加されたメソッドやコンポーネントなどが使われていた場合、旧バージョンでは存在しないのでエラーとなります。
ユーザーのPCもver2.9からver2.10に変更をお勧め致します。
開発作業は行わず、アプリケーションローダーのみを使用するPCには、インストールCD内の¥再配布可能フォルダ内にある「MZPlatform.zip」を各PCにコピーしても結構です。ローダーのみ使用の場合、ライセンス申請は必要ありません。
解凍すると¥MZPlatformフォルダ内に¥2.10と¥Javaフォルダができます。
¥2.10内のPFLoader.exeがローダーの実行ファイルです。
必要に応じてショートカットを作って下さい。
特定のファイルへのショートカットは、ショートカットの「プロパティ」から「リンク先」に「"C:\xxx\xxx¥\MZPlatform\2.10\PFLoader.exe"」と書いてある後ろに、スペースを一つ空け、目的のファイルのパス(例えば"C:\MZPlatform\2.10\AP_DATA\sample.mzax")を書きます。パスの両側は「"」で囲みます。