Q7:@受注番号を選んで工程の下の灰色の部分で右クリックしても、工程を作ることが出来ません。A実行(設定可)と同じに工程を追加できないと部下が1人1人追加できません。
Q7-1:
インストールが終わり、工程管理を試していたのですが、マニュアルの様にうまく行きません。受注番号を選んで、工程の下の灰色の部分で、右クリックしても、工程を作ることが出来ません。
関連ファイル:Outlook.jpg
A7-1:
工程管理システム簡易版をアプリケーションビルダーから起動する際、[実行(設定可)]ボタンで起動されているかどうか、ご確認をお願いします。アプリケーションの起動は、[実行]ボタンと[実行(設定可)]ボタンのいずれでも行うことができますが、画面編集のためのポップアップメニューは[実行(設定可)]ボタンクリックによって起動されたときに表示される仕様となっております。
Q7-2:
今度は、アプリケーションローダーから、工程管理を実行し受注番号を選んだところ、「実行」と同じ様に、工程の下の灰色の部分で、右クリックしても、工程を作ることが出来ません。
関連ファイル:Outlook.jpg
A7-2:
前回のお問い合わせで、アプリケーションビルダーから工程管理システム簡易版をロードし実行する際、[実行]と[実行(設定可)]では違いがあると回答致しましたが、「アプリケーションローダー」からロードして実行した場合は、ビルダーでの[実行]ボタンによる実行と同様とお考え下さい。つまり画面編集のためにポップアップメニューが表示されない仕様となっています。
Q7-3:
私が、アプリケーションビルダーで、工程管理を改造して、部下にアプリケーションローダーを使って工程管理を実行してもらおうと考えていたのですが、実行(設定可)と同じに工程を追加できないと部下が1人1人追加できません。何か良い手はありますか?
A7-3:
通常は用いることのない方法ですが、工程を記入するテーブル(工程指示表)の属性"PropertyEditable"を、アプリケーション起動時に強制的に"true"に設定することにより、ポップアップメニューを表示させることができるようになります。
この修正は、ビルダー上で以下の手順にて行います。
(1) 複合コンポーネント作業表[ID:7 KEY:"工程表"]内に移動する。
(2) テーブル[ID:7-5 KEY:"工程指示表"]のメソッド、「setPropertyEditable(boolean)」を公開メソッドとして設定する。
(3) アプリケーションのトップ階層に戻る。
(4) サブルーチン[ID:2 KEY:"初期化処理"]の接続先コンポーネントとして、作業表[ID:7 KEY:"工程表"]を追加する。
(5) 作業表[ID:7 KEY:"工程表"]の起動メソッドとして「setPropertyEditable(boolan)」を選び、引数の取得方法を"固定値"、メソッド/値を"true"とする。
複合コンポーネントおよび公開メソッドにつきましては、付属の開発チュートリアル(実践編)Lesson.12、ならびに複合コンポーネントチュートリアルをご覧ください。
また、参考のために上述の修正を施したアプリケーションファイルを掲載しましたので、合わせてご覧ください。
関連ファイル:ProductionControl_改.mzax