Q11:削除を行う場合、選択した受注番号が存在していないケースのときは、「選択した受注番号は存在しません」などのメッセージを出すことで、作業者に入力受注番号が無効であることを知らせたい。
Q11-1:
工程管理簡易版で削除を行う場合、選択した受注番号が存在していないケースでも通常の削除が実行された時と同様な終了となります。「選択した受注番号は存在しません」などのメッセージを出すことで、作業者に入力受注番号が無効であることを知らせたいのですが、実行結果をセンスする方法はどのようなものがありますでしょうか?
A11-1:
[データベースアクセス]コンポーネントで『接続、エラー情報等を取得する()』ことはできますが、受注番号が存在していないケースでの削除を行っても、処理は正常に行われますので、エラーは発生しません。
一番簡単に行うのは「更新」ボタンを押した時と同じように処理を書いて頂きSQL実行前に「この受注番号は存在しません」というメッセージを表示させる方法かと存じます。
1.工程表の「受注番号」部分に存在しない番号を入れ、「更新」ボタンを押します。メッセージが表示されます。このような動作で良いか、ご確認下さい。
2.[作業表複合コンポーネント(ID:7 工程表)]の中に入ります。
[サブルーチン(ID:7-59 受注情報更新)]と[比較演算(ID:7-9 更新受注番号確認)]に繋がる処理をご確認下さい。
「更新」ボタンを押した時には、納期がNULLでないかの比較演算が先に行われていますが、削除の場合は必要ないかと思います。
3.「削除」ボタンのところにも同様の処理を設定します。
使い回せるコンポーネントもあります。[比較演算]は新しく追加した方が良いと思います。
ご参考までに変更を加えた複合コンポーネントを掲載致します。引数設定などのご参考になれば幸いです。
関連ファイル:作業表.mzcx