Q12-1:チュートリアルで提供されている工程管理簡易版を基本にアプリケーションを作成、利用させていただいておりますが、ガントチャートの日付別、工程別棒グラフで、表示されている棒グラフ上で左クリックを繰り返しますと、棒グラフの表示が短く表示されるようになります。工程のデータはもとのままで、単なる表示の問題です。再度読み出すと元の正しい表示に戻ります。何か理由があるのでしょうか?理由があれば教えていただければと思います。
A12-1:
お問い合わせの件、当方で工程管理簡易版の「日付別負荷状況」および「工程別負荷状況」におきましてマウス操作を試みましたが、お問い合わせのような現象を再現することができませんでした。
あくまで想像ですが、グラフ上でのマウス左ボタンクリック時に、瞬間的にドラッグ操作になってしまっているのではないかと存じます。例えば、帯の中間付近でも、マウス左クリック操作により帯をつかみ、マウスを移動させドラッグすると、マウスカーソルの位置に帯の高さが調整される仕様となっております。
この動作を回避するためには、グラフの画面上での値操作を拒否するように設定する必要がございます。この設定は、グラフ上で、マウス右クリックし、[積上棒グラフ]-[値操作の可否]-[拒否]を選択することにより実行できます。
Q12-2:
ご指摘のように、確かにドラッグして棒グラフの表示が変わっていたようです。ご教授受けたように操作拒否にいたしました。ありがとうございました。
この操作は何を目的にしたものでしょうか?棒グラフ操作で、もともとの値が変わるわけでもなく、理由が理解できていません。何か使用目的があれば、ご教授いただけませんか?
A12-2:
ガントチャートや折れ線グラフを含め、MZ Platformのグラフコンポーネントのほとんどは、マウスドラッグによって値を変更できるのが標準になっています。
工程管理システム簡易版の積上棒グラフの場合も、特別な意図があったわけではなく、単にその標準設定を変更していなかったため、マウスドラッグによる値変更が可能となっています。