Q16:p16 「イベント対象データ」と「更新データ」を使い分けるときの区別
Q16-1:
実践編p16のメソッド/値の「イベント対象データ」を選択するウィンドウで
0 更新後のテーブルデータ
1 更新されたテーブルデータ
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とあります。これらの番号はイベント番号を示すのでしょうか?また、0と1は良く似た説明となっています。「更新後」と「更新された」とは何が異なるのでしょうか?
また、同じ選択肢の中にある「更新データ」の説明では行データや列データなどが記してあります。この「更新データ」を選択しても、このページのプログラムの起動に支障はないように思います。「イベント対象データ」と「更新データ」を使い分けるときの区別はどのように考えたら宜しいのでしょうか?
A16-1:
各コンポーネントのイベントについては、
Windowsスタートボタン>プログラム>MZPlatform2.3>ドキュメントインデックスから『コンポーネントリファレンス』をご覧下さい。
また、[テーブル]の「データ更新イベント」のイベント番号については『応用編Lesson.8グラフを使ってみよう』の『Step.5テーブルとグラフを連動させる』のページにも表が載っています。
「イベント内包データ選択」窓の「N0」欄の数字はイベント番号を表しています。
> 「更新後」と「更新された」とは何が異なるのでしょうか?
実はこの説明欄に表示される語は、私ども開発者側で設定しています。全く同じ意味と考えて頂いて結構です。判り難い箇所は今後改善していきたいと存じます。
ご指摘ありがとうございます。
[テーブル]の[データ更新イベント]に含まれるデータは
イベント対象データ・・・テーブルデータ全体
更新データ・・・更新された部分のみのデータ
とお考え下さい。
例えば[テーブル]の一つのセルの値を「10」から「100」に書き換えたとします。
[データ更新イベント]の「イベント対象データ」は更新された部分を含むテーブルデータ全体を指し、「更新データ」はこの「100」という値を指します。
実践編P16では「ガントチャートのデータを設定する(PFObjectTable)」の引数として、この「イベント対象データ」を指定しています。
ガントチャート用データとしてはテーブル型のデータを設定しなければならないので、「更新データ」の方は不適です。「100」という数値のみを設定したことになり、エラーとなります。
各コンポーネントの各イベントにどんなデータが含まれるかは、お手数でも『コンポーネントリファレンス』でご確認ください。