############################################################################### MZ Platform Ver.2.6 (Windows版) ############################################################################### =============================================================================== 目次 0. インストール後の作業 1. 実行環境 1-1. 動作環境 1-2. インストールフォルダ構成 2. 実行環境設定 2-1. 環境変数の設定について 2-2. 高度な設定について 3. 実行方法 4. ライセンス 4-1. ライセンス申請手順 4-2. 留意点 4-3. トラブルシューティング =============================================================================== =============================================================================== 0. インストール後の作業:概要 インストール後の作業に関しては"インストールガイド"に詳しく書かれていますので、 適宜ご覧ください。このファイルには最低限必要なことのみがまとめられています。 "インストールガイド"の場所は以下の1-2.フォルダ構成に書かれています。 旧バージョンを同一のPCにインストールしてご使用いただいていた場合は、 本バージョンのビルダーの初回起動時に、旧バージョンからのライセンス取込を実行 することでそのままお使いいただけます。 本バージョンから新規にインストールしてご使用いただく場合は、2-1.環境変数設定と 4-1.ライセンス申請などの所定の作業を行う必要があります。 ------------------------------------------------------------------------------- 1. 実行環境 1-1. 動作環境 OS : Windows2000/XP/Vista/7 Java : Java SE Runtime Environment 6 Update 22 (JRE6u22)/ Java3D 1.3.2 1-2. インストールフォルダ構成(1階層のみ) AP_DATA : アプリケーションデータ AP_DATA_COMB: 複合コンポーネントデータ components : コンポーネント情報 (システム使用) developer : 開発キット(コンポーネント開発者のみ使用) docs : インストールガイド、マニュアルやチュートリアルなどの文書類 etc : 設定ファイル (システム使用) help : ヘルプ (システム使用) jars : JARファイル (システム使用) lib : DLLファイル (システム使用) log : ログファイルの出力先 (システム使用) MZChecker.exe : MZ Checker MZChecker_con.exe : MZ Checker(コンソール) PFBuilder.exe : アプリケーションビルダー PFBuilder_con.exe : アプリケーションビルダー(コンソール) PFLoader.exe : アプリケーションローダー  PFLoader_con.exe : アプリケーションローダー(コンソール) PFConverter.exe : バイナリデータコンバータ sampleApplication.exe: サンプルアプリケーション起動 JRE変更ツール.bat : Java環境(JRE)変更ツール Readme.txt : このファイル ------------------------------------------------------------------------------- 2. 実行環境設定 2-1. 環境変数の設定について "MZ Platform"は実行時にJavaVMを使用します。 MZ PlatformインストールCDを用いてJava実行環境をインストール した場合には環境変数の設定は必要ありませんが、 別途インストールしたJava実行環境を使用される場合には、 環境変数 JAVA_HOME に指定する必要があります。 環境変数 JAVA_HOME に、JRE/JDKがインストールされている フォルダを設定してください。 "PFBuilder_con.exe"、"PFLoader_con.exe" 実行時に、 使用されるJavaVMのバージョンが表示されますので、 正しく設定されていることを確認してください。 2-2. その他の高度な設定について MZ Platformを使用する際の高度な設定については、"詳細設定説明書"を ご覧ください。通常の使用ではこれらを行う必要はありません。 "詳細設定説明書"はマニュアルのあるフォルダに収められています。 高度な設定:クラスパス設定、実行パラメタ設定、JNIライブラリの使用 ------------------------------------------------------------------------------- 3. 実行方法 1)アプリケーションの構築 アプリケーションの構築はアプリケーションビルダー上で行います。 導入フォルダにある実行モジュール "PFBuilder.exe" を起動してください。 また、"PFBuilder_con.exe" ではコンソール画面が表示されます。 2)アプリケーションの実行 アプリケーションの実行はアプリケーションローダーで行います。 導入フォルダにある実行モジュール "PFLoader.exe" を起動してください。 また、"PFLoader_con.exe" ではコンソール画面が表示されます。 なお、アプリケーションの実行はアプリケーションビルダー上でも可能です。 ------------------------------------------------------------------------------- 4. ライセンス MZ Platformのアプリケーションビルダーをはじめてご使用いただく場合は、 以下の手続きにしたがってライセンスを申請していただく必要があります。 なお、アプリケーションローダーはライセンスがなくても実行可能です。 4-1. ライセンス申請手順 1) アプリケーションビルダーを実行してください。 2) ライセンス画面が表示されます。 ライセンスの状況が「未登録」であることを確認してください。 確認しましたら、ライセンス申請ファイル生成ボタンを押してください。 3) 氏名・会社名・電子メールアドレスを入力してください。 ・氏名 使用者の氏名を入力してください。 ・会社名 使用者の会社名を入力してください。 学生の場合は学校名を、個人使用の場合は「個人」と入力してください。 ・電子メールアドレス 使用者の電子メールアドレスを入力してください。 入力が完了したら、ライセンス申請ファイル生成ボタンを押してください。 4) ライセンス申請ファイルが以下のフォルダに作成されたことを確認してください。 +--------------------------------------------------------------+ | (MZ Platformインストール先フォルダ)\2.6\etc\PFLicenseKey.mzk | +--------------------------------------------------------------+ ライセンス申請ファイルを電子メールで送信してください。 送信先は以下のとおりです。 +--------------------------------------------------------------+ | 送信先:mzlicense@m.aist.go.jp | +--------------------------------------------------------------+ 表題には、お申込み時にご登録いただいた電子メールアドレスをお書きください。 ライセンス申請ファイルを添付ファイルで送信してください。 5) 申請して数日後にライセンスファイルが送られてきます。 送られてきたら、再びアプリケーションビルダーを起動してください。 ライセンスの状況が「未登録(申請中)」であることを確認してください。 確認しましたら、ライセンスファイル取込ボタンを押してください。 6) ファイル選択画面が表示されますので、送られてきたファイルを選択し、OKボタン を押してください。 7) 取り込みに成功すると、その旨のダイアログが表示されますので、了解ボタンを 押して閉じてください。次に、閉じるボタンでライセンス画面を閉じてください。 8) 1〜7の手続きがすべて完了したら、アプリケーションビルダーを起動することができます。 4-2. 留意点 * 生成されたライセンス申請ファイルに対して、次の操作を行なわないでください。 ・削除する ・etcフォルダ以外のフォルダに移動する ・ファイル名を変更する ・内容を編集する * ライセンス申請ファイルの作成には、ネットワーク接続が有効になっている必要が  あります(実際に接続している必要はありません)。常時接続しているデスクトップ  PCでは問題が起きにくいですが、ノートPCでネットワーク接続の有効/無効を切り替  えて使用される場合は注意が必要です。有線/無線など複数のネットワーク接続方法   があるPCでは、ライセンス申請時とMZ Platform使用時の状態を同一にしてください。 * ライセンス画面が表示されている状態のとき、送られてきたライセンスファイルを etcフォルダに直接保存しないでください。 * ライセンスファイルの取込では、ライセンスファイルをetcフォルダに移動します。 したがって取込前にライセンスファイルのバックアップを取りたい場合は、メールに 添付されているライセンスファイルを別途etc以外のフォルダに保管してください。 4-3. トラブルシューティング Q. ライセンス申請ファイルの作成に失敗する A. 以下のいずれかが考えられます。 ・ネットワークボードが取り付けられていない → MZ Platformを動作させるには、ネットワークボードが装着されている必要があ ります。装着されているのに失敗する場合はお問い合わせください。 ・(MZ Platformインストール先フォルダ)\2.6\etc\PFLicenseKey.mzk というディレク トリがすでに作成されています。 → (MZ Platformインストール先フォルダ)\2.6\etc\PFLicenseKey.mzk を削除して ください。 Q. ライセンスファイルを取り込めない A. 以下のいずれかが考えられます。 ・ライセンスファイルが壊れている → お問い合わせください。 ・ライセンス申請ファイルが削除・移動・名称変更されている → 移動した場合は、元にあったフォルダに戻してください。 削除した場合は、再びライセンスを申請してください。 ファイル名を変更した場合は、元のファイル名に戻してください。 ・ライセンスファイルが別のライセンス申請ファイルに対するものである → ライセンス申請ファイルで申請して送られてきたライセンスファイルをご利用く ださい。他人のライセンスファイルを使わないで下さい。 ・ライセンス申請ファイルが壊れている → ライセンスを申請し直してください。 ・ライセンス画面を開いた状態で直接ライセンスファイルをetcフォルダに格納してか ら、ライセンス取込ボタンで取り込んでしまった。 → ライセンスファイルをetc以外のフォルダに保存してから、もう一度取り込んで みてください。 Q. 不正使用と表示される A. 以下のいずれかが考えられます。 ・ライセンス申請ファイルが壊れている → ライセンスを申請し直してください。 ・ライセンスファイルが壊れている → お問い合わせください。 ・ライセンス申請ファイルを生成したパソコンとは別のパソコンで実行している → ライセンス申請ファイルを生成したパソコン上でのみ実行してください。 別のパソコンで実行したい場合は、ライセンス申請をし直してください。 ・最近ネットワークボードを交換した → ライセンス申請をし直してください。 Q. 有効期限切れと表示される A. ライセンスを申請し直してください。 ===============================================================================