jp.go.aist.dmrc.platform.beans.util.controller

クラス PFObjectSwitch

java.lang.Object

jp.go.aist.dmrc.platform.beans.util.controller.PFObjectSwitch

すべての実装されたインタフェース:

java.io.Serializable, jp.go.aist.dmrc.platform.base.PFAdditionalPropertyEditableComponent, PFComponent, PFXMLSerializable, PFEventSource, PFProcessTerminateEventSource

public class PFObjectSwitch
extends java.lang.Object
implements PFComponent, jp.go.aist.dmrc.platform.base.PFAdditionalPropertyEditableComponent, PFProcessTerminateEventSource, PFXMLSerializable

オブジェクト分岐コンポーネント。javaのswitchに対応する。 指定したオブジェクトがあらかじめ定義された条件(case)に該当すると、 その条件に割り当てられたイベント番号でイベントを発生させる。

条件はテーブル形式(PFObjectTable)で定義する。外部から条件テーブルを設定する 場合は、1列目がBigInteger型、2列目がObject型で任意行数という仕様を満たす必要がある。 メソッド呼び出しの組み合わせで条件テーブルを設定することも可能である。

このコンポーネントから以下のイベントが発生する。

• 処理完了イベント

  トリガー	結果データ	イベント番号
  evaluate*メソッド呼出 (条件テーブル内に該当なし)	引数のオブジェクトデータ (Object)	-1
  evaluate*メソッド呼出 (条件テーブル内に該当あり)	引数のオブジェクトデータ (Object)	(条件テーブルで定義された番号)

関連項目:

直列化された形式

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
PFObjectSwitch() デフォルトコンストラクタ

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
void	addCase(int index, int eventNo, java.lang.Object obj) 条件分岐用テーブルに条件を追加する(指定位置)．
void	addCase(int eventNo, java.lang.Object obj) 条件分岐用テーブルに条件を追加する(最後尾)．
void	addCaseList(int index, PFObjectList eventNoList, PFObjectList objList) 条件分岐用テーブルに条件リストを追加する(指定位置)．
void	addCaseList(PFObjectList eventNoList, PFObjectList objList) 条件分岐用テーブルに条件リストを追加する(最後尾)．
void	addPFProcessTerminateListener(PFProcessTerminateListener lis) 引数で与えられたイベントリスナを登録し、 処理完了イベント発生時に処理を行う対象とする。
void	clearCaseTable() 条件分岐用テーブルを初期化する．
void	clearCaseTableAsBigDecimal() 条件分岐用テーブルを実数型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を実数型(BigDecimal)で作成する．
void	clearCaseTableAsBigInteger() 条件分岐用テーブルを整数型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を整数型(BigInteger)で作成する．
void	clearCaseTableAsDate() 条件分岐用テーブルを日付型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を日付型(Date)で作成する．
void	clearCaseTableAsString() 条件分岐用テーブルを文字列型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を文字列型(String)で作成する．
void	evaluate(java.lang.Object object) 判定を行う.与えられたオブジェクトに対しequalsメソッドを用いて 一致判定を行う．
java.util.Collection	getAdditionalButtonList(java.awt.Component parent) 独自の属性編集ダイアログ表示用。
java.util.Collection	getAdditionalPropertyList() 独自属性のSetter情報リストを取得する。
PFObjectTable	getCaseTable() 条件分岐用テーブルを取得する.
PFObjectTable	getCaseTableForReadOnly() 条件分岐用テーブルを表示用として取得する. 2列目のオブジェクト型を文字列型に変換したテーブルを返す．
int	getComponentID() コンポーネントIDを取得する。
java.lang.String	getComponentKey() コンポーネントキーを取得する。
PFMultiLocaleString	getComponentKeys() 全ロケール分のコンポーネントキーを返す。
java.lang.String	getComponentName() コンポーネント名称を取得する。
java.lang.String	getComponentPublicName() コンポーネント公開名を取得する.
java.lang.String	getComponentString() コンポーネントの文字列表現を取得する。
java.util.Iterator	getPFProcessTerminateListenerList() 処理完了イベントリスナ配列を取得する。
boolean	isAllowPullTransfer() 他PFからのPull型コンポーネント転送要求に対する可否属性を取得する.
boolean	isAllowPushTransfer() 他PFへのPush型コンポーネント転送要求に対する可否属性を取得する.
boolean	isAllowRemoteInvocation() 他PFからのコンポーネント連携要求に対する可否属性を取得する.
void	localeUpdated() ロケール変更に対応する。
void	moveCase(int beforeIndex, int afterIndex) 条件分岐用テーブル内で指定位置の条件を移動する．
void	readXML(PFXMLLoader in) コンポーネントのXML入力.
void	removeCase(int index) 条件分岐用テーブルから指定位置の条件を削除する．
void	removePFProcessTerminateListener(PFProcessTerminateListener lis) 引数で与えられたイベントリスナを削除し、 処理完了イベント発生時に処理を行う対象から外す。
void	setAllowPullTransfer(boolean flag) 他PFからのPull型コンポーネント転送要求に対する可否属性を設定する.
void	setAllowPushTransfer(boolean flag) 他PFへのPush型コンポーネント転送要求に対する可否属性を設定する.
void	setAllowRemoteInvocation(boolean flag) 他PFからのコンポーネント連携要求に対する可否属性を設定する.
void	setCaseTable(PFObjectTable aTable) 条件分岐用テーブルを設定する.
void	setComponentID(int id) コンポーネントIDを設定する。
void	setComponentKey(java.lang.String key) コンポーネントのキー情報を設定する
void	setComponentKeys(PFMultiLocaleString keys) 全ロケール分のコンポーネントキーを設定する。
void	setComponentPublicName(java.lang.String publicName) コンポーネント公開名を設定する.
void	writeXML(PFXMLGenerator out) コンポーネントのXML出力.

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

PFObjectSwitch

public PFObjectSwitch()

デフォルトコンストラクタ

メソッドの詳細

getComponentName

public java.lang.String getComponentName()

コンポーネント名称を取得する。

定義:

getComponentName インタフェース内 PFComponent

戻り値:

コンポーネント名

関連項目:

PFComponent.getComponentName()

getComponentKey

public java.lang.String getComponentKey()

コンポーネントキーを取得する。

定義:

getComponentKey インタフェース内 PFComponent

戻り値:

コンポーネントキー文字列

関連項目:

PFComponent.getComponentKey()

setComponentKey

public void setComponentKey(java.lang.String key)

コンポーネントのキー情報を設定する

定義:

setComponentKey インタフェース内 PFComponent

パラメータ:

key - 設定するコンポーネントのキー

関連項目:

PFComponent.setComponentKey(java.lang.String)

getComponentKeys

public PFMultiLocaleString getComponentKeys()

全ロケール分のコンポーネントキーを返す。

戻り値:

全ロケール分のコンポーネントキー

setComponentKeys

public void setComponentKeys(PFMultiLocaleString keys)

全ロケール分のコンポーネントキーを設定する。

パラメータ:

keys - 全ロケール分のコンポーネントキー

getComponentID

public int getComponentID()

コンポーネントIDを取得する。

定義:

getComponentID インタフェース内 PFComponent

戻り値:

コンポーネントID

関連項目:

PFComponent.getComponentID()

setComponentID

public void setComponentID(int id)

コンポーネントIDを設定する。
コンポーネントIDはプラットフォームPFComponentBusから設定される。 各コンポーネント内では操作しないこと。

定義:

setComponentID インタフェース内 PFComponent

パラメータ:

id - 設定するコンポーネントID

関連項目:

PFComponent.setComponentID(int)

getComponentString

public java.lang.String getComponentString()

コンポーネントの文字列表現を取得する。
形式："Component Name" [ ID : "ID" ]

定義:

getComponentString インタフェース内 PFComponent

戻り値:

コンポーネントの文字列表現を返す。

関連項目:

PFComponent.getComponentString()

getComponentPublicName

public java.lang.String getComponentPublicName()

コンポーネント公開名を取得する.

定義:

getComponentPublicName インタフェース内 PFComponent

戻り値:

コンポーネント公開名

setComponentPublicName

public void setComponentPublicName(java.lang.String publicName)
                            throws PFComponentException

コンポーネント公開名を設定する.
空文字のみの公開名は、nullに置き換える。数字のみの公開名は許可しない。 また、既存コンポーネントとの重複も認めない.

定義:

setComponentPublicName インタフェース内 PFComponent

パラメータ:

publicName - 設定するコンポーネント公開名

例外:

PFComponentException - 規約に反する名前が設定されようとした場合

isAllowRemoteInvocation

public boolean isAllowRemoteInvocation()

他PFからのコンポーネント連携要求に対する可否属性を取得する.

定義:

isAllowRemoteInvocation インタフェース内 PFComponent

戻り値:

コンポーネント連携要求可否属性

setAllowRemoteInvocation

public void setAllowRemoteInvocation(boolean flag)

他PFからのコンポーネント連携要求に対する可否属性を設定する.

定義:

setAllowRemoteInvocation インタフェース内 PFComponent

パラメータ:

flag - コンポーネント連携要求に対する可否

isAllowPullTransfer

public boolean isAllowPullTransfer()

他PFからのPull型コンポーネント転送要求に対する可否属性を取得する.

定義:

isAllowPullTransfer インタフェース内 PFComponent

戻り値:

Pull型コンポーネント転送要求可否属性

setAllowPullTransfer

public void setAllowPullTransfer(boolean flag)

他PFからのPull型コンポーネント転送要求に対する可否属性を設定する.

定義:

setAllowPullTransfer インタフェース内 PFComponent

パラメータ:

flag - Pull型コンポーネント転送要求に対する可否

isAllowPushTransfer

public boolean isAllowPushTransfer()

他PFへのPush型コンポーネント転送要求に対する可否属性を取得する.

定義:

isAllowPushTransfer インタフェース内 PFComponent

戻り値:

Push型コンポーネント転送要求可否属性

setAllowPushTransfer

public void setAllowPushTransfer(boolean flag)

他PFへのPush型コンポーネント転送要求に対する可否属性を設定する.

定義:

setAllowPushTransfer インタフェース内 PFComponent

パラメータ:

flag - Push型コンポーネント転送要求に対する可否

getPFProcessTerminateListenerList

public java.util.Iterator getPFProcessTerminateListenerList()

処理完了イベントリスナ配列を取得する。

定義:

getPFProcessTerminateListenerList インタフェース内 PFProcessTerminateEventSource

戻り値:

イベントリスナイテレータ

addPFProcessTerminateListener

public void addPFProcessTerminateListener(PFProcessTerminateListener lis)

引数で与えられたイベントリスナを登録し、 処理完了イベント発生時に処理を行う対象とする。

定義:

addPFProcessTerminateListener インタフェース内 PFProcessTerminateEventSource

パラメータ:

lis - 追加対象イベントリスナ

removePFProcessTerminateListener

public void removePFProcessTerminateListener(PFProcessTerminateListener lis)

引数で与えられたイベントリスナを削除し、 処理完了イベント発生時に処理を行う対象から外す。

定義:

removePFProcessTerminateListener インタフェース内 PFProcessTerminateEventSource

パラメータ:

lis - 削除対象イベントリスナ

readXML

public void readXML(PFXMLLoader in)

コンポーネントのXML入力.

定義:

readXML インタフェース内 PFXMLSerializable

パラメータ:

in - XML入力ユーティリティ

writeXML

public void writeXML(PFXMLGenerator out)
              throws java.io.IOException

コンポーネントのXML出力.

定義:

writeXML インタフェース内 PFXMLSerializable

パラメータ:

out - XML出力ユーティリティ

例外:

java.io.IOException

localeUpdated

public void localeUpdated()

ロケール変更に対応する。

定義:

localeUpdated インタフェース内 PFComponent

関連項目:

PFComponent.localeUpdated()

getAdditionalButtonList

public java.util.Collection getAdditionalButtonList(java.awt.Component parent)

独自の属性編集ダイアログ表示用。

定義:

getAdditionalButtonList インタフェース内 jp.go.aist.dmrc.platform.base.PFAdditionalPropertyEditableComponent

パラメータ:

parent - 編集ダイアログの親コンポーネント

getAdditionalPropertyList

public java.util.Collection getAdditionalPropertyList()

独自属性のSetter情報リストを取得する。 リストの要素は、Setterメソッド名を示す文字列、引数の型を示すClassオブジェクト配列、 その引数となるデータオブジェクト配列である。

定義:

getAdditionalPropertyList インタフェース内 jp.go.aist.dmrc.platform.base.PFAdditionalPropertyEditableComponent

戻り値:

Setter情報リスト

setCaseTable

public void setCaseTable(PFObjectTable aTable)
                  throws PFComponentException

条件分岐用テーブルを設定する.

パラメータ:

aTable - 条件分岐用テーブル

例外:

PFComponentException - 条件分岐用テーブルが仕様に準拠していない場合

getCaseTable

public PFObjectTable getCaseTable()

条件分岐用テーブルを取得する. 内部の条件分岐用テーブルの複製を返す。 テーブルの内容を編集する場合は設定メソッドで反映させる必要がある。

戻り値:

条件分岐用テーブル

getCaseTableForReadOnly

public PFObjectTable getCaseTableForReadOnly()

条件分岐用テーブルを表示用として取得する. 2列目のオブジェクト型を文字列型に変換したテーブルを返す． このメソッドで取得したテーブルを再度条件分岐用テーブルとして設定すると 内部の型が変わる場合があるので注意が必要である．

戻り値:

条件分岐用テーブル(表示用)

clearCaseTable

public void clearCaseTable()

条件分岐用テーブルを初期化する．

clearCaseTableAsString

public void clearCaseTableAsString()

条件分岐用テーブルを文字列型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を文字列型(String)で作成する．

clearCaseTableAsBigInteger

public void clearCaseTableAsBigInteger()

条件分岐用テーブルを整数型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を整数型(BigInteger)で作成する．

clearCaseTableAsBigDecimal

public void clearCaseTableAsBigDecimal()

条件分岐用テーブルを実数型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を実数型(BigDecimal)で作成する．

clearCaseTableAsDate

public void clearCaseTableAsDate()

条件分岐用テーブルを日付型で初期化する． 2列目のオブジェクト型を日付型(Date)で作成する．

addCase

public void addCase(int eventNo,
                    java.lang.Object obj)
             throws PFComponentException

条件分岐用テーブルに条件を追加する(最後尾)．

パラメータ:

eventNo - 一致したときのイベント番号

obj - 一致判定用オブジェクト

例外:

PFComponentException - 条件テーブルに対する操作の失敗

addCase

public void addCase(int index,
                    int eventNo,
                    java.lang.Object obj)
             throws PFComponentException

条件分岐用テーブルに条件を追加する(指定位置)．

パラメータ:

index - 追加する位置

eventNo - 一致したときのイベント番号

obj - 一致判定用オブジェクト

例外:

PFComponentException - 条件テーブルに対する操作の失敗

addCaseList

public void addCaseList(PFObjectList eventNoList,
                        PFObjectList objList)
                 throws PFComponentException

条件分岐用テーブルに条件リストを追加する(最後尾)．

パラメータ:

eventNoList - 一致したときのイベント番号リスト

objList - 一致判定用オブジェクトリスト

例外:

PFComponentException - 条件テーブルに対する操作の失敗

addCaseList

public void addCaseList(int index,
                        PFObjectList eventNoList,
                        PFObjectList objList)
                 throws PFComponentException

条件分岐用テーブルに条件リストを追加する(指定位置)．

パラメータ:

index - 追加する位置

eventNoList - 一致したときのイベント番号リスト

objList - 一致判定用オブジェクトリスト

例外:

PFComponentException - 条件テーブルに対する操作の失敗

removeCase

public void removeCase(int index)
                throws PFComponentException

条件分岐用テーブルから指定位置の条件を削除する．

パラメータ:

index - 指定位置

例外:

PFComponentException - 条件テーブルに対する操作の失敗

moveCase

public void moveCase(int beforeIndex,
                     int afterIndex)
              throws PFComponentException

条件分岐用テーブル内で指定位置の条件を移動する．

パラメータ:

beforeIndex - 移動前の位置

afterIndex - 移動後の位置

例外:

PFComponentException - 条件テーブルに対する操作の失敗

evaluate

public void evaluate(java.lang.Object object)
              throws PFException

判定を行う.与えられたオブジェクトに対しequalsメソッドを用いて 一致判定を行う．

パラメータ:

object - 判定するオブジェクト

例外:

PFException - イベント処理エラー