jp.go.aist.dmrc.platform.util.datatransfer
クラス PFDropTargetImpl

java.lang.Object
  jp.go.aist.dmrc.platform.util.datatransfer.PFDropTargetImpl

すべての実装されたインタフェース:

java.io.Serializable

public class PFDropTargetImpl
extends java.lang.Object
implements java.io.Serializable

GUIコンポーネントにドロップターゲット機能を実装するためのクラス。 ドラッグ＆ドロップにより、以下のデータを受信することができます。

• ドラッグ元コンポーネントPFComponent
• ファイルリスト (List)
• 文字列 (String)
• イメージ (Image)
• リスト (PFObjectList)
• テーブル (PFObjectTable)
• ツリー (PFObjectTree)
• ネットワーク (PFObjectNetwork)
• ユーザ定義データ (Object)

GUIコンポーネントにドロップターゲット機能を追加する場合、インタフェースとして PFDropTargetを実装します。 また、最初にsetDropTargetObjects(Component,PFDroppedDataHandler) メソッドを呼び出します。このメソッドの第１引数にはドロップが行われるGUIオブジェクトを指定し、 第２引数にはドロップされたデータを処理するためのPFDroppedDataHandlerインタフェース 実装クラスオブジェクトを指定します。
　各種データのドロップ受付可否は、acceptXXXDrop(boolean)メソッドで指定します。 デフォルトでは、ドラッグ元コンポーネントのみが受付可となっています。 実装例は、以下のようになります。

public class PFXXComponent implements PFDropTarget,...{
		:
	private PFDropTargetImpl dropTarget = new PFDropTargetImpl();
		:
	public PFXXComponent(){ // コンストラクタ
		:
		initialize();
	}
		:
	private void initialize(){ // 初期設定
		:
		dropTarget.setDropTargetObjects(this,
		new PFDroppedDataHandler(){
		public void execute(PFComponent comp, Object data, Point point, int id){
		＜ドロップデータ処理機能の実装＞
		}
		});
		dropTarget.acceptFileListDrop(true)
		dropTarget.acceptObjectTableDrop(true)
		:
	}
		:
	public void setDropEnabled(boolean enabled){ // ドロップ有効／無効設定
		dropTarget.setDropEnabled(enabled);
	}
		:
	public boolean isDropEnabled(){ // ドロップ有効／無効取得
		return dropTarget.isDropEnabled();
	}
		:
}

関連項目:

PFDroppedDataHandler, PFDropTarget, 直列化された形式

コンストラクタの概要

PFDropTargetImpl()
コンストラクタ

メソッドの概要

void	acceptAllTheDataDrop(boolean accept) 全データのドロップを受け付けるかどうかを一括設定する。
void	acceptFileListDrop(boolean accept) ファイルリストのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptImageDrop(boolean accept) イメージのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptObjectListDrop(boolean accept) リストのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptObjectNetworkDrop(boolean accept) ネットワークのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptObjectTableDrop(boolean accept) テーブルのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptObjectTreeDrop(boolean accept) ツリーのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptStringDrop(boolean accept) 文字列のドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	acceptUserObjectDrop(boolean accept) ユーザ定義データのドロップを受け付けるかどうかを設定する。
void	dropOff() ドロップの一時的な無効化
void	dropOn() 一時的に無効化されていたドロップの再有効化
protected void	init() 初期化
boolean	isDropEnabled() ドロップ有効／無効の取得
void	setDropEnabled(boolean enabled) ドロップ有効／無効設定
void	setDropTargetObjects(java.awt.Component guiObject, PFDroppedDataHandler dataHandler) データのドロップが行われるGUIオブジェクトとデータ処理を行う ハンドラオブジェクトを設定する。

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

PFDropTargetImpl

public PFDropTargetImpl()

コンストラクタ

メソッドの詳細

init

protected void init()

初期化

setDropTargetObjects

public void setDropTargetObjects(java.awt.Component guiObject,
                                 PFDroppedDataHandler dataHandler)

データのドロップが行われるGUIオブジェクトとデータ処理を行う ハンドラオブジェクトを設定する。

パラメータ:

guiObject - データのドロップが行われるGUIオブジェクト

dataHandler - ドロップされたデータの処理を行うハンドラ

acceptFileListDrop

public void acceptFileListDrop(boolean accept)

ファイルリストのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptStringDrop

public void acceptStringDrop(boolean accept)

文字列のドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptImageDrop

public void acceptImageDrop(boolean accept)

イメージのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptObjectListDrop

public void acceptObjectListDrop(boolean accept)

リストのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptObjectTableDrop

public void acceptObjectTableDrop(boolean accept)

テーブルのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptObjectTreeDrop

public void acceptObjectTreeDrop(boolean accept)

ツリーのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptObjectNetworkDrop

public void acceptObjectNetworkDrop(boolean accept)

ネットワークのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptUserObjectDrop

public void acceptUserObjectDrop(boolean accept)

ユーザ定義データのドロップを受け付けるかどうかを設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

acceptAllTheDataDrop

public void acceptAllTheDataDrop(boolean accept)

全データのドロップを受け付けるかどうかを一括設定する。

パラメータ:

accept - trueのとき受付、falseのとき拒否

setDropEnabled

public void setDropEnabled(boolean enabled)

ドロップ有効／無効設定

isDropEnabled

public boolean isDropEnabled()

ドロップ有効／無効の取得

dropOff

public void dropOff()

ドロップの一時的な無効化

dropOn

public void dropOn()

一時的に無効化されていたドロップの再有効化