お問い合わせありがとうございます。
[基本統計処理(数値)]のメソッド「標準偏差を取得する()」の仕様として、
・標準偏差の小数点以下の桁数は、計算結果値の小数点以下桁数が-1のとき、 全データで最も小数点以下の桁数が多いデータの小数点以下桁数 + 1
・計算結果値の小数点以下桁数が-1以外のとき 計算結果値の小数点以下桁数 とする
となっています。
小数点以下有効桁数を設定しないときの計算結果は、設定された数値のうち最も小数点以下の桁数が多いデータの小数点以下桁数に左右されるとお考えください。
今回お送りいただいたアプリケーションの[テーブル]は列型を「実数」に設定して頂いていますが、恐らくテーブルセルに値を入力時は整数の形で入力されていると推察します。セルの値を実数であることが担保されるように入力すると計算結果の丸め位置は移動しました。
データ値に左右されないようにするには、[基本統計処理(数値)]のメソッド「集計結果値の小数点以下有効桁数を設定する(int)」をお使いください。引数は「固定値」で設定可能です。このメソッド処理を「集計対象データを設定する(PFObjectList)」の処理の前に設定します。
なお、各コンポーネントのメソッドにどんなものがあるか、MZプラットフォームユーザー会の資料「https://ssl.monozukuri.org/mzplatform/mzpf_docs/4.0/reference/index.html」をご覧いただくと一覧となっています。ご参考になれば幸いです。
以上、ご不明な点がございましたら、どうぞ再度ご連絡ください。
よろしくお願い申し上げます。