ウィンドウ

  1. ウィンドウとは

  2. GUI部品を配置して、画面の土台となるコンポーネントです。
    [フレーム]コンポーネントと[ダイアログ]の2つがあります。

    参考:コンポーネントリファレンス>フレーム
    参考: コンポーネントリファレンス>ダイアログ
    1. 画面表示

    2. アプリケーション開始時に 基 本の接続処理 を設定し、画面を表示させます。
      アプリケーション終了時に必ず画面を閉じる処理を行わないと、実行プロセスが残ってしまうので注意してください。
    3. 画面編集

      画面編集画 面で GUI部品をウィンドウ上に配置して実行画面を作成します。

フレーム

  1. 主なメソッド
    1. フレームを表示する()
    2. 実行して最初に画面の左上に表示されます。
      タイトルバーの部分をドラッグして移動させると、次に実行するときからその位置に表示されます。
      メソッド「フレームを表示する(Component)」を使用すると、引数に指定したコンポーネントを基準位置に[フレーム]が表示され ます。
    3. 最大化、最小化
    4. メソッド「maximize()」で最大化、「minimumSize()」で最小化しタスクトレーに格納できます。
    5. GUIコンポーネントを追加する(PFGUIComponent)
    6. 実行後にメソッドでGUIコンポーネントを配置し、動的な画面を作成することができます。
      GUIコンポーネントを[フレーム]画面上から削除するメソッドは「removeComponent(PFGUIComponent)」 です。
  2. 主な表示属性設定
  3. [フレーム]上で右クリック>ポップアップメニューから表示属性の設定ができます。
    1. タイトルの設定
    2. ポップアップメニュー>[タイトル...]から「タイトルの入力」窓で入力します。
      タイトルを設定するとコンポーネントキーにも反映されます。
    3. フォーカス移動順序の設定
    4. [フレーム]上にGUI部品を配置したときのフォーカスの移動順序を設定することができます。
      ポップアップメニュー>[フォーカス移動]>[順序」>から「設定する...」を選択します。
      1. 左右上下順
      2. 左上を基準にフォーカスが移動します。
      3. 画面追加順
      4. 特に配置方法:手動配置などのとき、画面上の位置ではなく、配置順(=画面編集ツリーの並び順)にフォーカスが移動します。
      5. Enterキーによる移動
      6. ポップアップメニュー>[フォーカス移動]>[Enterキーによる移動」>「有効」を選択します。
        設定前はフィールド上でEnterキーを押すと編集状態になるだけですが、設定後はEnterキーを押してフォーカスの移動が行われ ます。
        ただし、例えば[テキストフィールド]上でEnterキーを押すと、アクションイベントが発生しますが、設定後はアクションイベント が発生しなくなるので、処理の設定時に気を付けてください。
フレーム

ダイアログ

  1. [フレーム]と[ダイアログ]の違い
  2. [フレーム]のメソッドと主なメソッドは同じですが、幾つか違いがあります。
    1. ダイアログを表示する()
    2. 表示位置は画面の中央となります。
      「ダイアログを表示する(Component)」を使用してコンポーネントを表示の基準位置にすることもできます。
    3. モーダルの有無を設定する(boolean)
    4. [フレーム]との大きな違いはモーダル設定ができるかということです。
      モーダル画面とは表示された画面が開かれているうちは、画面外の他の操作ができないというものです。
      処理が完了した後に次の操作に移りたい時に便利です。
      既定の設定ではモーダル設定有になっています。
    5. 最大化、最小化
    6. [ダイアログ]には最大化、最小化ボタンは無く、メソッド「maximize」などもありません。
      [ダイアログ]画面の端にマウスを合わせて、ドラッグして大きさを調整することは可能です。